税理士講座ってどこを選んだらいいの?
大原とTACがオススメって聞くけど、実際どうなの?
税理士試験に挑戦しようと決めたら専門学校に行くのが一般的。
初めて専門学校に行くときは色々不安ですよね?
本気で合格を目指すなら、大原かTACどちらかを選びましょう。
それ以外はありえません、特に税法科目は。
1年を棒に振らないためにも合格可能性の高い学校を選びましょう。
大原かTACどちらが良いのか?の結論は「どちらでも良い」になります。
大原は科目合格者の講師がメインで、講師による教え方の差がないのが特徴です。
TACは現役税理士の講師がメインで、実務を交えた講義が特徴的。
筆者はずっとTAC一筋で、3科目合格済み。
大原は全国模試だけ利用しています。
中卒のワイでも合格できてるよ、感謝。
この記事では大原・TACを選ぶべき理由を解説。
最後まで読めば、各校の違いがイメージできます。
資料請求・申込の手順も画像付きで解説。
この記事でわかること
- 専門学校は大原かTACを選ぶべき理由
- 専門学校のメリットデメリット
- 大原とTACの違い
- 通学と通信の違い
- TAC税理士講座の通信担当おすすめ講師
- 「資格の大原」の資料請求のやり方
- 「資格の学校TAC」のWEB申し込みのやり方
税理士講座は大原かTACならどっちでもOK
税理士試験は相対試験
税理士試験は上位10%〜15%が合格する相対試験です。
相対試験合格のコツは「みんなができる問題を落とさないこと」
改正の多い税法科目の場合、「みんなができる問題=大原・TACで学んだ論点」になります。
その他専門学校は低価格の分、論点を絞ったカリキュラム。
税法科目の過去の本試験では、大原・TAC生以外は解答できない問題が出題されています。
数万円をケチって1年を棒に振りますか?それとも大手に行きますか?
大手の強みはスケールメリット
大手専門学校の最大の強みはスケールメリットです。
税理士試験は上位10〜15%が合格する相対試験。
大原・TACなら受講生も多いので、常に自分の正確な位置が把握できます。
大手で上位30%をキープできれば、合格可能性は高いです。
その他専門学校で上位でも、大手の専門学校レベルでは成績下位かもしれません。
これでは安心して本試験に臨めませんよね。
大原とTACならそんな心配いりません。
圧倒的な合格実績
2022年の税理士試験合格者は、大原とTACで90%以上を占めています。
カリキュラムが優秀なことが合格者の多さからわかりますね。
合格人数 | 合格占有率 | |
2022年 税理士試験官報合格者 | 620名 | 100% |
資格の大原 | 310名 | 50.0% |
資格の学校TAC | 289名 | 約46.6% |
受講生を満足させる講師力
講師がとても分かりやすく、質問も個別対応してくださり、とても熱心に教えてくださった。
通学して良かったと思います。
sさん(クラウドワークスによる独自アンケートより)
合格者の声からも講師陣の優秀さがわかりますね。
大原とTACのカリキュラムの違い
大原の特徴
大原の特徴は以下の点です。
講師の当たり外れがなく、論点を絞りながらも毎年合格者は出ています。
72回の法人税法でも大原では教えてない論点が出ました。
それで大原生は全員不合格だったか?と言えば違います。
税理士試験は結局、基本論点が取れるかどうか。
忙しい社会人受験生には大原がおすすめです。
TACの特徴
TACの特徴は以下の点です。
はっきり言ってTACの学習量は多いです。
だからこそ本試験で「TACで学習してない論点は誰もできない」と自信を持って捨てれます。
72回の法人税では、TAC生しか書けない理論がありました。
学習時間がたっぷりとれる専念の受験生にはTACがオススメ。
筆者がTACにした理由
筆者は日商簿記検定から税理士試験までTAC一筋。
特に株主優待はメルカリやヤフオクで数百円で入手できるのに、20,000円以上割引になります。
めちゃくちゃお得ですよね。
株主優待はWEBからの申し込みだと使えないので、資料請求して郵送で申し込みましょう。
TAC税理士講座 通信担当 科目別おすすめ講師
筆者が実際にTACの通信講座で受講した、オススメ講師を科目別に紹介します。
簿記論 | 瀬戸川豊講師・安倍洋平講師 |
財務諸表論 | 的場宏大講師・渡辺俊弘講師 |
消費税法 | 二宮良之講師 |
法人税法 | 松田好孝講師・櫻井洋講師 |
相続税法 | 阿部史生講師 |
関西圏で通学できる方なら、法人税法は「西のカリスマ」と呼ばれる備後弘子講師がおすすめ。
専門学校へ行くメリットデメリット
資格学校のメリット
独学も経験した筆者が感じる、大手専門学校のメリットは以下のとおり。
筆者は9年間、TAC教材を利用。
自分で調べてもわからないところは、質問メールを送れば数日で担当講師が詳細な返信をしてくれます。
質問メールを作成していると「自分でどこがどうわからないのか」を整理でき、知識の整理に役立ちます。
実際の質問メールの画像はこちら。
返信が遅いって噂だけど?
上記画像の回答日にもありますが、筆者の場合2、3日で返信がきます。遅いと感じたことはありません。
独学と専門学校の違い
といった感じなので、受講生も力を入れて復習すべき論点が分かりやすいのがメリット。
テキストに載っていても、試験に出ない論点はやらない場合もあります。
独学では掴みづらい学習ペースも、カリキュラムにしたがっていけば、自然と本試験に対応できる力はつきます。
音声で繰り返し学習できるのが便利
音声配信された講義をスマホにダウンロードして、苦手論点の講義を移動中などに何回も聞けるのが個人的に便利。
税理士試験は基本問題に大きな配点があるので、母集団の大きな大原かTACで他の受講生と同じ勉強をするのが効率的です。
資格学校のデメリット
大原とTACはその他専門学校に比べて受講料が高額。
多くの受験生が最初に選択する簿記論の料金は倍ぐらい違います。
資格の大原 | 資格の学校TAC | STUDYing | 資格☆合格クレアール | LEC東京リーガルマインド | ネットスクール | |
---|---|---|---|---|---|---|
価格 (簿記論通常コース) | 初学者一発合格コース(通学) 230,000 | 基礎マスター+上級コース 230,000 | 簿財2科目セットアドバンスパック 74,800 | レギュラーコース 180,000 | パーフェクトコース 123,200 | 標準コース 145,600 |
通学・通信の選択 | 選択可能 | 選択可能 | 通信のみ | 通信のみ | 選択可能 | 通信のみ |
一般教育訓練給付金 | 対象 | 対象 | 一部対象 | 一部対象 | 対象外 | 対象 |
一般教育訓練給付金適用後の価格(簿記論) | 初学者一発合格コース(通学) 184,000 | 基礎マスター+上級コース 184,000 | 標準コース 116,480 | |||
筆者の評価 | 社会人にオススメ | 受験専念生にオススメ | 価格で選ぶならここ | |||
特徴 | 合格者多数の実績あり 網羅的に学習しつつ、重要論点はより深く学習 | 網羅性No.1 TACで学んでない論点は誰もできない 学習ボリューム多い 株主優待券使用でさらに10%引き | コスパ最強 近年は利用者、合格者共に増加傾向 | 重要論点にしぼった学習で効率化 価格・内容とも標準的 | 簿記論、簿記1級の担当講師が人気 価格もリーズナブル | 会計科目の書籍に定評あり 通信生のメンタル面もしっかりサポート |
簿記論 | ||||||
財務諸表論 | ||||||
法人税法 | ||||||
所得税法 | ||||||
相続税法 | ||||||
消費税法 | ||||||
酒税 | ||||||
固定資産税 | ||||||
事業税 | ||||||
住民税 | ||||||
国税徴収法 |
なかなか高額な講座料金ですが、大原・TACの基本コースは一般教育訓練給付金の対象となっています。
講座終了後に料金の20%(最大 100,000円)を取り戻すことが可能。
ハローワークに聞けば、自分が給付金申請の要件を満たしているか教えてくれます。
2科目以上を受講する方は、パック割引を利用すればさらに節約可能。
【税理士講座】通学と通信の違い
通学がおすすめの方
受講形態は「通学」か「通信」を選択できます。
通学のメリットは「強制力」
学校へ行きさえすれば、勉強せざるを得ない環境が自然とできます。
こんな方は通学を選ぶべき。
通信がおすすめの方
こんな方には通信がオススメ。
倍速で講義を視聴できるのが通信最大のメリット。通学に比べて半分の時間で済みます。
個人的には通信がおすすめ
通学の強みは全国に数名いるカリスマ講師から学べることですね。
筆者はずっと通信ですが、講義も倍速で視聴できて時短になりますし、TAC通信の講師は人気講師ばかりなので何の問題もありません。
わざわざ学校まで通う時間ももったいないですし、個人的には通信のほうがいいです。
ワイは地方で、校舎もないので通信一択
通信の講義は各社のホームページでお試し視聴できるので、両方見てから決めましょう。
>>TAC税理士講座 体験入学はこちら資格の大原の資料請求のやり方
各専門学校の資料請求は数分で簡単にできます。
今回は「資格の大原」の資料請求を解説。
「資格の大原」には専門課程と社会人課程のコースがあります。
資料請求しても営業の電話などは一切ありません。
専門課程の場合
専門課程の場合、まずは公式サイトにアクセスします。
step
1公式サイトの「資料請求」をタップ
公式サイトのトップページにある「資料請求」をタップします。
step
2必要事項を入力して送信する
あとは希望地域の学校を選択し、必要事項の入力して送信するだけ。
〇〇簿記専門学校の会計士・税理士系になります。
社会人課程の場合
社会人課程の場合も、まずは公式サイトにアクセスします。
step
1トップページ下の「大学生、フリーター〜」をタップ
トップページから下にスクロールして「大学生、フリーター、社会人の方」をタップします。
step
2資格の講座「詳細はこちら」をタップ
下にスクロールし、資格の講座の「詳細はこちら」をタップします。
step
3社会人講座の「資料請求」をタップ
社会人講座のトップページに移動するので、「資料請求」をタップ。
step
4資料請求フォームに必要事項を入力
名前・住所・電話番号を入力して請求する資料を選択します。
1度に5冊まで請求可能。
step
5確認フォームから送信をタップ
すべて入力すると確認画面になるのであとは「送信する」をタップするだけです。
一瞬で申し込み完了。
TAC税理士講座の申し込み方法
パンフレットで申し込む講座を決めたら、WEBから簡単に申し込み出来ます。
TACの申し込み方法を解説します。
step
1公式サイトから「ネットで申込み」をタップ
step
2講座の種類を選択する
今回は「簿記論」を選択します。
step
3コースを選択する
パンフレットで決めたコースを選択します。
今回は「基礎マスター+上級」にします。
step
4学習形態を選択する
通信・通学・DVDから受講形態を選択します。
わからないことはチャットで質問できるので便利ですね。
step
5カートに入れる
商品を選択して下にスクロールし「カートに入れる」をタップします。
step
6カート内の商品を確認して「次に進む」をタップ
「次に進む」はスクロールして下のほうにあります。
step
7TAC会員番号を取得する
WEB申込みにはTAC会員番号が必要です。
このタイミングで一緒に取得しておきましょう。
step
8必要事項を入力する
あとは名前・電話番号・住所などを画面に従って入力すれば会員登録と講座申込が完了です。
税理士講座は大原かTACどっちにする?まとめ
以上、大原かTACを選ぶべき理由を紹介しました。
安くはない受講料ですが、一発合格すれば元が取れます。
同じ科目を何年もやるのは精神的にキツいですよ