" />

広告 財務諸表論

簿記論と財務諸表論はどっちから?合格者は財表を勧める【同時受験も解説】

2023年9月30日

簿記論と財務諸表論はどっちから受けるべきか
アバター画像

YC

中卒・元パチプロの40代 税理士試験を10年で卒業した人 令和7年税理士試験官報合格 (簿財法消相) 日商簿記1級、全経簿記上級保有
詳しいプロフィールはこちら 合格後のブログはこちら

サラリーマン
サラリーマン

税理士試験に挑戦してみようかな・・・

簿記2級受かった!上位資格に挑戦したい

キャリアウーマン
キャリアウーマン

はじめて税理士試験に挑戦する時は簿記論か財務諸表論、どちらから受けるか迷いますよね。

年1回しかない税理士試験、可能なら一発合格したいところ。

簿記2級合格レベルからなら、簿記論より財務諸表論をオススメします。

財務諸表論は簿記論に比べて、努力が報われやすい科目。

年間800時間程度の勉強時間さえ確保できるなら、受かりやすい科目です。

この記事では、初受験に財務諸表論がオススメな理由を解説。

タイプ別に簿記論と財務諸表論、どっちから受けるべきかも解説します。

ワイ
ワイ

簿記1級合格者や受験専念生は簿財同時もアリ。

簿財同時学習は別記事で解説しています。

この記事でわかること

  • 簿記論と財務諸表論の比較
  • 1科目受験なら簿記論より財務諸表論がオススメな理由
  • 財務諸表論は独学で合格できる?
  • 筆者の合格年度の成績

【結論】簿記2級に合格できるレベルなら、簿記論より先に「財務諸表論」から受けるのがおすすめです。理由は次の3つ。

  1. 財務諸表論のほうが合格率が高く、受験生のレベルも簿記論ほど高くない
  2. 理論(作文)が得点源になり、努力が点数に反映されやすい
  3. 計算問題も簿記論よりクセが少なく、簿記2級の延長で対応しやすい

簿記論は計算100%でハマると何年も抜け出せないことがある一方、財務諸表論は「受かりやすく努力が報われる科目」。ワイも財表から入って上位をキープし、一発合格できました。

なお「簿財を同時に受けるべきか?」も気になるところですが、結論は「時間を確保できるなら十分アリ」。詳しくは下のリンクへ。

▶ すぐ各論へ飛びたい人はこちら

簿記論と財務諸表論どっちから受けるべき?

財務諸表論 合格までの勉強時間 アンケートの結果
X独自アンケートより

財務諸表論の合格に必要な勉強時間とは?

Xで財務諸表論の合格者に実施したアンケートの結果は、以下のとおり。

財務諸表論合格までの勉強時間

  • 500〜750時間・・・42.1%
  • 750〜1,000時間・・・22.4%
  • 1,000〜1,250時間・・・9.2%
  • 1,250時間超・・・26.3%

アンケートの結果から、合格までに必要な平均の勉強時間は891時間。

同じように、簿記論合格者に実施したアンケートでは、簿記論の平均の勉強時間は約1,012時間でした。

ワイ
ワイ

データからも、財務諸表論のほうが受かりやすいと言えます。

簿記論のアンケートの詳細は、別記事で紹介しています。

タイプ別おすすめの科目選択

とにかく早く、合格科目を積み上げたいなら財務諸表論をおすすめします。

合格科目を積み上げることは、モチベーションの維持にも役立ちます。

タイプ別おすすめの科目選択

  • 計算が得意、一般的な順番で受験したい・・・簿記論からスタート
  • 理論が得意。まずは1科目、成功体験を積みたい・・・財務諸表論からスタート
ワイ
ワイ

税理士受験生に実施したアンケートでは、約8割が「簿記論から受験する」と回答。

一般的な受験の順番は、別記事で紹介しています。

簿記論と財務諸表論どっちが難しい?

簿記論 財務諸表論 直近の合格率の折れ線グラフ
国税庁公式データより作成

簿記論と財務諸表論の比較

項目簿記論財務諸表論
簿記2級から合格レベルまでの勉強時間約1,012時間約891時間
理論と計算の割合理論0:計算100理論50:計算50
直近の合格率平均値約19%約18%
科目の特徴計算終わらない、難しい、事故りやすい理論は気合い、計算は簡単、努力が報われやすい

直近の合格率は、簿記論と財務諸表論も大差ありません。

ワイ
ワイ

両科目とも税理士試験の必須科目ですが、特徴が異なります。

平均令和6年令和5年令和4年令和3年令和2年令和元年
簿記論19.05%17.4%17.4%23.0%16.5%22.6%17.4%
財務諸表論18.78%8.0%28.1%14.8%23.9%19.0%18.9%
国税庁公式より

理論は得点源

理論は暗記さえしてしまえば、得点源。

計算のように、電卓ミスや集計ミスがないので点数が安定します。

計算100%の簿記論より理論がある財務諸表論のほうが、実力が出やすい科目と言えるでしょう。

ワイ
ワイ

財務諸表論の理論は、得点源にしやすいのが特徴です。

理論は作文でOK

財務諸表論の理論は税法科目と違い、キーワードを使って作文で解答できれば受かります。

本試験では穴埋め形式も出題されますし、一言一句を暗記する必要はありません。

理解重視の勉強法でOK、税法より圧倒的に楽ちんです。

ワイ
ワイ

全体像の理解には「つながる会計理論」が役立ちます。

理論問題は完璧な丸暗記ではなく、骨子をつかんで作文できれば得点可能。

答案作成のコツは専門学校の講師指導に頼るのも効果的です。講師の評判は大原税理士講座の口コミ記事でも紹介しています。

¥2,719 (2026/08/03 21:55時点 | Amazon調べ)

財務諸表論の計算は簡単

財務諸表論の計算は、簿記2級レベルの難易度。

財務諸表論のイメージは「美しい決算書の作成ができるようになるための科目」

計算の内容は簡単です、あとは表示科目や注記といった美しい決算書を作るための論点を学びます。

本試験もワンパターンな総合問題形式のみ、計算は7割から8割の得点を目指しましょう。

ワイ
ワイ

複雑で難解な簿記論の計算より圧倒的に楽ちん。

財務諸表論の計算問題は、出題形式がある程度パターン化されています。

計算演習を重ねたい方は、TAC税理士講座の評判記事をチェックすると、演習量重視の学習スタイルが分かります。

簿記論はハマりやすい

初受験の場合は、まずは1科目でも合格するのが優先。

簿記論は合格レベルの実力があっても、取捨選択を間違えると余裕で落ちます。

筆者のように簿記論に何年も合格できない受験生は多数いますが、財務諸表論で何年もハマっている受験生は見たことがありません。

ワイ
ワイ

1科目でも合格することで、辛い税理士試験を続けるモチベーションになります。

簿記論の勉強方法は、別記事で紹介しています。

ポイント

初受験には簿記論より努力が報われやすい財務諸表論がオススメ!

財務諸表論が受かりやすい理由

初受験 財務諸表論 おすすめ

合格率が高い

財務諸表論の直近の平均合格率は約18%。

令和6年は例外的に合格率が低いですが、それを除けば税理士試験の全科目で最も高い合格率です。

ワイ
ワイ

数年に1度、20%超えのサービス回もありますね。

財務諸表論は簿記論に比べると、合格率が高めに推移しています。

通信特化で効率的に学びたい方は、ネットスクール税理士講座の評判記事も参考にしてください。

年度令和6年度令和5年度令和4年度令和3年度令和2年度令和元年度平成30年度
合格率8.0%28.1%14.8%23.9%19.0%18.9%13.4%

受験者数が多い

改正によって、誰でも受験可能になった財務諸表論。

令和7年度の財務諸表論の受験者数は、15,629人

合格率を18%とすれば令和7年度の合格者は3,200人くらいになるでしょう。

ワイ
ワイ

財務諸表論の合格を狙うなら、受験者数の多い今がチャンス。

受験生レベルが低い

財務諸表論は誰でも受験できるので独学だったり、ちょろっと受けてみようかな程度の受験生が多いです。

筆者も唯一、1発合格した科目。

専門学校の定期テストでも、受験生レベルは1番低い科目だと感じました。

ポイント

財務諸表論の受験生レベルは低い!1年しっかり勉強すれば追いつける!

財務諸表論合格年度の成績など

財務諸表論 合格 成績

常に上位10%だった

筆者は優秀な受験生ではないです。

それでも財務諸表論だけは、苦労した記憶がありません。

専門学校では、常に上位10%付近。

年間の勉強時間は500時間程度で、「めちゃめちゃ勉強した」というほどではありません。

ただ専門学校のカリキュラムを消化していただけで、合格できました。

ワイ
ワイ

簿記1級・全経上級の合格者なら、こんな感覚なはず。

専門学校を利用すべし

簿記2級合格レベルからなら、迷わず専門学校を利用しましょう。

独学は、理論学習で詰まります。

専門学校では理論を噛み砕いて説明してくれるので、理解しやすいです。

独学での理論学習は、間違った方向に行きがち。

重要度の低い論点に、時間を使っている余裕はありません。

ワイ
ワイ

財務諸表論の勉強時間

目安の勉強時間は年間891時間程度。

筆者も最初は独学で合格を目指しましたが、結局は専門学校を利用しました。

自分で用意した大量の教材はすべて無駄になりました、痛い出費です。

ワイ
ワイ

最初から専門学校を利用すべきでした。

独学を不合格の理由にするくらいなら、専門学校に行こう。

おすすめの専門学校は、別記事で紹介しています。

▶ 簿記論・財務諸表論それぞれに必要な勉強時間の実録は別記事で詳しく解説しています。
簿財の勉強時間

簿財は同時受験できる?(簿記論と財務諸表論の同時受験)

簿記論と財務諸表論の同時受験

簿財の同時受験は制度上も可能です。勉強時間を確保できる人、学生や受験に専念できる人なら十分アリ。

ただし、財務諸表論は理論暗記にも時間がかかります。働きながらなど時間を取りにくい人は、1科目ずつのほうが安全です。まずは受かりやすい財表を固めるのも手。

簿記1級を持っている人や学習中の人は、簿記論の計算負担が軽くなるので、簿財の同時受験を狙いやすくなります。

具体的に何時間必要かは、ワイが実際の勉強時間をまとめた簿財の勉強時間の実録で詳しく解説しています。

簿記論と財務諸表論に関するよくある質問(FAQ)

簿記論と財務諸表論に関するよくある質問

Q. 簿記論と財務諸表論、結局どっちから受けるべき?

簿記2級レベルまで来ているなら、まずは財務諸表論からがおすすめです。合格率が高めで受験生のレベルも簿記論ほど高くなく、理論が得点源になって努力が報われやすいからです。詳しくは本文の「財務諸表論が受かりやすい理由」で解説しています。

Q. 簿財は同時に受験しても大丈夫ですか?

時間を確保できるなら十分アリです。学生や専念できる人、簿記1級の知識がある人は同時受験も狙えます。逆に働きながらで時間が取りにくいなら、まず財表を固める1科目ずつが安全です。詳しくは「簿財は同時受験できる?」と、勉強時間の実録を参考にしてください。

Q. 簿記論と財務諸表論、どっちが難しいですか?

計算100%の簿記論のほうがハマりやすく、何年も抜け出せない人もいます。財務諸表論は理論という得点源があるぶん安定しやすい科目です。詳しくは本文の「簿記論と財務諸表論どっちが難しい?」で解説しています。

Q. 簿記1級を持っていたら簿財はどう受ければいい?

簿記1級の計算力があると簿記論の負担がかなり軽くなるので、財表と同時に受験して一気に2科目狙うのが効率的です。必要な勉強時間の目安は別記事で紹介しています。

簿記論と財務諸表論どっちから受けるべき?まとめ

税理士試験 合格 モチベーション

この記事では、初受験には財務諸表論がオススメな理由について解説しました。

初受験で1科目でも合格するのと、合格科目無しとでは全然違います。

初受験で合格科目が無いと「1年間が無駄だった」と、受験をやめてしまうかもしれません。

税理士試験を続けるには「科目合格を積み重ねる」のが1番効果的です。

まずは簿記論より合格しやすい財務諸表論を取って、税理士試験のモチベーションを上げていきましょう。

ワイ
ワイ

科目合格を積み重ねることで、勉強のモチベーションを保ちやすくなります。

合格後のキャリアを考えるなら、転職エージェント比較記事も参考にしてください。

>>トップページにもどる

>>税理士試験のページにもどる

-財務諸表論