給料あがらない・・・
簿記1級合格したら給料上がるかな・・・
こんな悩みに簿記1級ホルダーの筆者がお答えします。
- 簿記2級に合格して簿記1級を目指そうか考えている
- 簿記1級に挑戦中だけど勉強が辛くて折れそう
簿記1級を目指す理由は人それぞれ。
多くの場合は就職や転職のため、税理士試験の受験資格のためでしょう。
簿記1級に合格すれば年収アップは全然狙えます。
大企業に勤めれば年収1,000万も夢ではありません。
この記事では簿記1級でどれぐらいの年収が狙えるかについてまとめます。
すでに簿記1級に合格した方も自分の現在の評価は適正か確認してみてください。
この記事でわかること
- 簿記1級で年収1,000万は可能か?
- 簿記1級で狙える平均的な年収は?
- 簿記1級で年収アップするためにやるべきことは?
簿記1級で年収1,000万は可能
年収1,000万を達成するには勤務先が会計事務所では難しいです。
一般企業を狙いましょう。
一般企業で財務・経理の責任者クラスになれば年収1,000万は狙えます。
経理で飯を食うには経験が必要。
いきなり大企業は無理でも、中小企業で経理の経験を積んでステップアップするのもアリです。
簿記1級ホルダーの適正年収
求人大手のリクナビNEXTで簿記1級ホルダー向けの求人を調べてみました。
新卒未経験で320万、上場企業の部長クラスで1,000万オーバーが相場。
年齢や勤続年数もありますが最低でも500万以上は狙いたいところですね。
毎年しっかり昇給がある企業を選ぶのが大事です。
年齢 | 勤続年数 | 年収 |
28歳 | 6年 | 520万 |
36歳 | 3年 | 640万 |
44歳 | 9年 | 950万 |
ブラック企業で年収1,000万は不可能
簿記1級ホルダーでもブラック企業に勤めたままだと年収は上がりません。
適正な評価がされないのは大問題。
毎日ストレスや疑問を感じながら仕事するよりさっさと転職活動しましょう。
自分の強みを知るには転職サイトで無料診断をしてみるのがおすすめ。
転職エージェントに話をしてみるのも客観的に判断してくれるのでおすすめです。
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あなたが居なくなっても会社は大丈夫
我慢することが正しいのか?
日本人は真面目すぎます。
我慢を美徳とする日本の考え方は個人的に共感できません。
アメリカでは給料が高い企業に転職するのが当たり前。
勤続年数別の雇用者割合からもよくわかります。
1年未満 | 1から2年 | 3から4年 | 5から9年 | 10から14年 | 15から19年 | 20年以上 | |
日本 | 8.5% | 15.6% | 11.4% | 18.9% | 14.5% | 9.5% | 21.7% |
アメリカ | 22.2% | 12.7% | 17.8% | 19.3% | 10.6% | 6.6% | 10.8% |
(データブック国際労働比較2022より)
不要な責任感に疲れていませんか?
「石の上にも3年」は転職に関しては不要。
俺が辞めたら会社は回らない・・・
ある程度の勤続年数になるとこんな考えが生まれます。
大丈夫です、あなたが辞めても会社は回ります。
そこまで責任を持つ必要はありません。
嫌なら逃げていいんです、戦略的撤退なんですから。
管理職がいきなり辞めても会社は回る
筆者は前職で書店の管理職。
簿記1級の合格発表日に合格を受けてその日にいきなり辞めました。
それでもお店は現在でも営業しています、そんなもんです。
引継ぎなんて一切しなくても、あなたの仕事は誰かがやるしかありません。
転職活動はノーリスク、今すぐ行動を
こんな方は今すぐ転職活動しましょう。
転職にはリスクがありますが、転職活動はノーリスクです。
まずは自分の客観的な価値を知ってください。
内定をもらってから転職すれば貯金がなくても大丈夫です。
行動しなければ何も変わりません。
毎週末にお酒を飲んで会社の愚痴を言う、そんな人生で良いですか?
1度きりの人生、我慢する時間をなるべく減らして生きましょう。
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