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税理士試験に受からない人の特徴5選|合格するために見直すべきポイントを徹底解説

税理士試験 受からない人 特徴
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YC

中卒・元パチプロの40代 7年間勤めた会計事務所を退職し、現在は受験専念 税理士試験4科目合格済み (簿財法消) 日商簿記1級、全経簿記上級保有 TAC通信生
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「勉強しているのに税理士試験に受からない…」

そう悩む受験生は少なくありません。

税理士試験は“正しいやり方で努力を積み重ねた人”ほど合格に近づく試験。

しかし多くの受験生が、知らないうちに「落ちやすい行動パターン」にハマってしまっています。

この記事では、筆者が10年間で見てきた税理士試験に受からない人の特徴5選をわかりやすくまとめ、合格するために見直すべきポイントまで具体的に解説します。

一つでも当てはまる部分があれば、そこを改善するだけで合格率は確実に上がります。

ワイ
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まずは「落ちる理由」を知り、今日から改善していきましょう。

税理士試験に受からない人の特徴5選

税理士試験 受からない人 特徴5選

筆者は10年間で、色々な受験生を見てきました。

その中で「税理士試験に受からない人」に共通する特徴は、以下のとおり。

税理士試験に受からない人の特徴①:効率的な勉強方法が身についていない

効率的な勉強方法

独学している

税理士試験の最も効率的な勉強方法は、専門学校に行くこと。

今はスタディングなど、格安の講座があるため独学する理由はありません。

ワイ
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そもそも相対試験の税理士試験では、他の受験生と同じく専門学校で勉強するのが最低条件。

独学が不利な理由は、別記事で解説しています。

相対試験とは?

「他人との比較」で決まる試験。税理士試験の場合は上位10〜20%が合格する。

インプットばかりでアウトプットが足りない

テキストを読むだけの学習は進んでいるように見えても、理解が定着しません。

税理士試験では、理論暗記と問題演習(アウトプット)中心の学習が合格のカギです。

ワイ
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理論を暗記するのは大前提。

暗記方法に悩んでいるなら、以下の理論暗記の記事を参考にしてください。

理解より“丸暗記”に頼ってしまう

丸暗記は応用問題で通用しません。

概念や根拠を理解しながら学ぶことで、初見問題にも対応しやすくなります。

ワイ
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理論や公式を暗記するだけではダメ。

近年の本試験では、事例理論・応用理論がメイン。

暗記した知識を使えるかどうかが合格の鍵です。

応用理論とは?

複数の論点にまたがって記述する理論の問題形式。1つの論点の場合は個別理論という。

事例理論とは?

「実際にこうゆう取引がありました、どうなりますか?」と出題される。結論と根拠規定が求められる

細かい論点にこだわり過ぎる

税理士試験の合格に必要なのは「基本論点を全て取りきること」

出題頻度の低い論点や超難問にこだわるのは間違いです。

ワイ
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ひたすら専門学校に言われたことをやるだけ。

特別なことをやる必要はありません。

合格のためにやらなくていいこと

  • 試験委員対策・・・専門学校のカリキュラムに組み込まれている
  • 実務書の読み込み・・・試験に合格するのには不要
  • 質疑応答事例、Q&Aの読み込み・・・まずは専門学校で上位30%以内に入るのが優先
  • 有料noteの購入・・・税理士試験の合格に必殺技なんてありません。

復習や間違い分析の仕組みがない

復習の優先順位がつけられず、同じミスを繰り返す人も多いです。

間違いノートや弱点管理表を使うと改善しやすくなります。

ワイ
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社会人の場合は、持ち運びのために間違いノートを作るべき。

筆者は専念してからは、iPhoneのメモアプリに間違いをメモしてました。

Google Keep - メモとリスト

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税理士試験に受からない人の特徴②:モチベーションが続かず挫折しやすい

税理士試験 モチベーション 続かない

目的・ゴール設定が曖昧

「なんとなく資格がほしい」という動機では、挫折しやすくなります。

ワイ
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絶対に税理士になって人生逆転してやる!

税理士試験に合格するには、そんな強い気持ちが必要です。

目標設定の例

  • 実力テストは上位30%内をキープ
  • 理論は全部暗記する
  • ゴールは本試験の合格

短期的な結果ばかり見て落ち込みやすい

税理士試験は長期戦。

1〜2か月の結果で一喜一憂すると、学習の安定感が失われます。

ワイ
ワイ

点数が伸びない、上位に入れない。

そんな時は何度もありました。それでも諦めずに続けるしかありません。

大切なのは、継続することです。

勉強習慣が“気まぐれ”で安定しない

毎日同じ時間に勉強していない人は、習慣が定着しにくく勉強のリズムが乱れがちです。

ワイ
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働きながらの場合は、早起きして朝勉するのがおすすめ。

夜は残業や飲み会などで、勉強習慣が不安定になりがち。

朝型にすることで、毎日安定して勉強できます。

税理士試験に受からない人の特徴③:試験の難易度を甘く見てしまう

税理士試験 難易度

必要な勉強量を正しく理解できていない

1科目あたり最低1,000時間の勉強が必要な試験です。

学習量を見誤ると、直前期に間に合いません。

ワイ
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以下はXで合格者に実施した、合格までの勉強時間の平均値。

アンケート結果の詳細は、各科目の記事で確認できます。

平均値なので、やってる人はもっと勉強しています。

科目ごとの勉強時間の平均

独学のリスクや限界を把握していない

科目によっては独学が不可能というわけではありませんが、誤った理解に気づきにくい・情報が断片的などのデメリットがあります。

科目のクセや攻略法を理解していない

会計科目、税法科目はそれぞれ必要なスキルが異なります。

科目ごとの特性を理解しないと効率が下がります。

会計科目とは?

簿記論と財務諸表論の2科目。誰でも受験可能

税法科目とは?

法人税その他の9科目。受験資格が必要

税理士試験に受からない人の特徴④:計画性がなく時間管理に失敗している

時間管理に失敗している

学習スケジュールが立てられない・守れない

「今日は忙しいからやらない」が続くと、合格レベルとの差が一気に広がります。

やってる人は働きながらでも、毎日5・6時間は勉強しています。

ワイ
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TAC大原のカリキュラムは、毎日3時間以上の勉強でギリギリ消化できるレベル。

確保できる学習時間に合った、専門学校選びが重要です。

仕事や家庭と両立できずペースが乱れる

社会人受験生は「安定した学習ペースを作れるか」が勝負です。

ワイ
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1日3時間以上の勉強時間が確保できないなら、以下の専門学校を選びましょう。

TAC・大原より網羅性は劣りますが、重要論点に絞った継続しやすいカリキュラムが特徴です。

税理士試験におすすめの専門学校は、別記事で紹介しています。

社会人向け専門学校

  • スタディング・・・スマホ学習に特化。スキマ時間を有効活用できる。
  • クレアール・・・合格するのに必要な範囲だけを学習する「非常識合格法」が特徴。
  • LEC・・・簿財の担当講師がおすすめ。効率性重視のカリキュラム。
  • ネットスクール・・・通信なのに通学のような使い心地が特徴の講座。

直前期の追い込みが計画倒れになりやすい

直前期は焦りや不安で勉強が空回りしやすくなります。

「やることを絞る」がポイント。

ワイ
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「直前期にまとめてやる」では合格できません。

勝負は「直前期まで、どれだけ積み上げられたか」

重要論点から順番に潰していこう。

税理士試験に受からない人の特徴⑤:合格しづらい環境で勉強している

合格しづらい環境

誘惑が多く集中を妨げる環境で勉強している

スマホ・ゲーム・テレビなど、集中を奪う要素が多いと学習効率が大きく低下します。

ワイ
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筆者は受験を始めてから10年間、テレビを持っていません。

ゲームも大好きでしたが、持つとやってしまうので全て処分しました。

家庭・仕事など外部要因で勉強効率が下がる

環境によって集中が途切れやすい人は、学習が安定しにくくなります。

ワイ
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大事なのは「どれだけ勉強時間を確保できるか」

本気で合格したいなら、転職も検討するのをおすすめします。

筆者の場合は、仕事を辞めて受験専念しました。

勉強場所が固定されず習慣化しにくい

毎回場所を変えていると“勉強スイッチ”が入りにくく、学習が習慣になりづらいです。

ワイ
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基本は自宅。たまに気分転換でカフェがおすすめ。

おすすめの勉強場所

  • 自宅
  • カフェ
  • 図書館

税理士試験に受からない人にならないための解決策

受からない人にならないための解決策

専門学校に行き、アウトプット中心に切り替える

テキストより問題演習を優先するだけで、大きく学習効率が向上します。

ワイ
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感覚的にはインプット3、アウトプット7ぐらい。

おすすめの専門学校が、別記事で紹介しています。

モチベーションを仕組み化する

勉強時間を記録したり、小さな目標を設定すると継続しやすくなります。

小さな目標の例

  • ミニテストは毎回満点を目指す
  • 実力テストは上位30%以内を目標に
  • 週の勉強時間は25時間以上
ワイ
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勉強時間の管理には、Study plusYPTを使おう。

現実的な勉強量と計画を立てる

1週間単位で計画を立て、無理なく続けられるペースを作りましょう。

ワイ
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働きながらでも最低、週25〜30時間は確保したい。

1週間の勉強時間の例

  • 平日は朝2時間、帰宅後に1時間
  • 休日は5時間以上

社会人でも続く時間管理ルールを導入する

朝の30分・昼休みの10分など、細切れ時間を武器にすることが大切です。

ワイ
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理論暗記は、スキマ時間を有効活用しよう。

スマホに理論集を入れることで、スキマ時間にも理論暗記できます。

合格しやすい勉強環境を整える

勉強机を固定する・スマホを別室に置くなど、小さな工夫で集中力は大幅に高まります。

税理士試験に受からない人の特徴と解決策まとめ

税理士試験 受からない人の特徴と解決策まとめ

税理士試験は「才能」よりも、習慣・計画・環境・勉強方法が合否を分ける試験。

今回の5つの特徴に一つでも当てはまる場合は、そこを改善するだけで合格に大きく近づきます。

税理士試験に受からない人の特徴5選

この5つを意識するだけで、合格可能性は確実に高まります。

「今の自分を知ること」が合格への第一歩。

ワイ
ワイ

今日から一つずつ改善していきましょう。

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