勉強用にiPadが欲しい。でも、無印iPadとiPad Airのどっちを選べばいいのか迷いますよね。
勉強用のiPadが欲しいけど、無印とAirの差がよくわからん
そんな悩みに、税理士試験の勉強でiPadを2,000時間以上使ってきたワイが答えます。
2026年6月の値上げで、無印iPadとiPad Airの価格差はさらに広がりました。だからこそ、スペック表を眺めるより「勉強で体感できる差」に絞って選ぶのが大事です。
この記事では、講義動画・PDFテキスト・手書きノートという受験生の使い方を軸に、どっちを買うべきか判定します。
結論:ほとんどの受験生は無印iPadでいい。Airを選ぶ理由は1つだけ
【結論】
- 講義動画とPDFテキストが中心なら → iPad(A16)128GB。74,800円
- 手書きノートを毎日大量に書くなら → iPad Air(M4)11インチ 128GB。129,800円
- A4資料を見開き/実寸で見たいなら → iPad Air(M4)13インチ 128GB。169,800円
差額は5.5万円。13インチなら9.5万円です。Airに払う価値があるのは「M4の速さ」ではなく、毎日見る・書く画面です。
A16でも勉強に必要な作業はこなせます。資格の勉強でM4の性能を使い切る場面は、正直ありません。
【2026年6月】iPadは値上げされた。無印とAirの差は5.5万円に
2026年6月25日、Appleは日本国内のiPad価格を改定しました。背景には、AI需要によるメモリ・ストレージ部材の逼迫と為替があります。
| モデル | 旧価格 | 新価格 |
|---|---|---|
| iPad(A16)11インチ 128GB Wi-Fi | 58,800円 | 74,800円 |
| iPad Air(M4)11インチ 128GB Wi-Fi | 98,800円 | 129,800円 |
| iPad Air(M4)13インチ 128GB Wi-Fi | 128,800円 | 169,800円 |
| iPad mini(A17 Pro)128GB Wi-Fi | 78,800円 | 99,800円 |
| iPad Pro(M5)11インチ 256GB Wi-Fi | 168,800円 | 209,800円 |
| iPad Pro(M5)13インチ 256GB Wi-Fi | 218,800円 | 269,800円 |
※2026年8月時点・税込。最新はApple公式でご確認ください
無印とAirの差は39,000円から55,000円に広がりました。Airの良さは変わりませんが、その良さに5.5万円を払うかどうかを以前よりシビアに考える必要があります。
無印iPadとiPad Airの違い|勉強で効くのは3つだけ
まずは現行モデルの仕様を並べます。数字は多いですが、勉強で効くポイントはこのあと説明する画面・Pencil・サイズです。
| 項目 | iPad(A16) | iPad Air(M4) |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 11インチのみ | 11インチ/13インチ |
| 解像度 | 2,360×1,640・264ppi | 11インチ 2,360×1,640/13インチ 2,732×2,048 |
| フルラミネーションディスプレイ | 公式仕様に記載なし(非対応) | 対応 |
| 反射防止コーティング | なし(耐指紋性撥油コーティングのみ) | あり |
| 輝度 | 500ニト | 11インチ500ニト/13インチ600ニト |
| 広色域(P3) | 公式仕様に記載なし | 対応 |
| チップ | A16(5コアCPU/4コアGPU) | M4(8コアCPU/9コアGPU)・12GBユニファイドメモリ |
| 対応Apple Pencil | Apple Pencil(USB-C)/第1世代(要アダプタ) Apple Pencil Proは非対応 | Apple Pencil Pro/Apple Pencil(USB-C)・ホバー対応 |
| Apple Intelligence | 公式仕様に記載なし | 対応 |
| 重量(Wi-Fi) | 477g | 11インチ464g/13インチ616g |
| 生体認証 | Touch ID(トップボタン) | Touch ID(トップボタン) |
画面の作りが違う|フルラミネーションと反射防止は手書きに効く
無印iPadはフルラミネーションに非対応なので、表面のガラスと液晶の間に隙間があり、ペン先と実際に描かれる線がわずかにズレて見えます。Airは対応しているため、紙に近い感覚で線を追いやすいです。
無印には反射防止コーティングもありません。図書館やカフェの照明、窓の映り込みが気になりやすい一方、Airは反射を抑えられます。
この差は毎日3時間手書きする人には効きます。でも、週末だけ書く人やPDF閲覧が中心の人なら、5.5万円を払うほど気にならない可能性が高いです。
Apple Pencil Proが使えるのはAirだけ
無印iPadが対応するのはApple Pencil(USB-C)と第1世代です。Apple Pencil Proには対応していません。Apple Pencil(USB-C)は筆圧感知がないので、文字が書ければ十分な受験勉強向きです。
AirならApple Pencil Proのスクイーズとホバーも使えます。線の強弱をつけて細かく書き込みたいならAir、文字とマーカーが中心なら無印、と考えると選びやすいです。
Airを選ぶなら、ペンはApple Pencil Proを合わせるのが前提で、無印iPadではこのペンは使えません。どちらを選ぶにしても、紙っぽく書きたいならペーパーライクフィルムを貼っておくと書き味が変わります。
M4の性能は勉強では使い切らない
A16でも、講義動画の再生、PDFの表示、手書きノート、暗記アプリは問題なく動きます。M4の性能が効くのは動画編集やイラストなど、負荷の大きい作業です。
資格の勉強だけなら、処理性能の違いは体感しづらいです。「Airのほうが速そう」という理由だけで選ばなくてOKです。
13インチはAirにしかない
無印iPadは11インチのみです。13インチが欲しければAirを選ぶしかありません。
13インチの価値は、A4のPDFテキストを実寸に近いサイズで表示しやすく、2ページ見開きでも読みやすいこと。反面、13インチは616gで、11インチAirの464gより150g以上重くなります。
持ち歩き中心なら11インチ、自宅据え置きでA4資料を大きく見たいなら13インチが合います。
あなたはどっち?勉強スタイル別の判定
| あなたのスタイル | 買うべきモデル | 価格 |
|---|---|---|
| 講義動画+PDFテキストの閲覧が中心 | iPad(A16)128GB | 74,800円 |
| 手書きノートを毎日大量に書く | iPad Air(M4)11インチ 128GB | 129,800円 |
| A4資料を見開き/実寸で見たい | iPad Air(M4)13インチ 128GB | 169,800円 |
| とにかく安く始めたい | 中古・整備済み | — |
差額5.5万円は、講座代のかなりの部分に相当します。iPadにお金をかけるより、そのぶんを教材や講座に回すほうが合格に近づく人も多いです。
ワイなら、画面に明確な不満が出る使い方でなければ無印を選びます。
容量は128GBで足りる?「64GBで十分」はもう成立しない
この記事では以前、「64GBで間違いなく足ります」と書いていました。でも、現行の無印iPadは128GBから。64GBモデルは現行ラインナップに存在しないので、この結論はもう成立しません。
今の答えはシンプルです。勉強用なら128GBで足りる。容量で悩む必要はなくなりました。
ワイのiPadには、法人税法を1年間勉強した教材と、ほかの科目の資料も入っています。実際のストレージ使用量は次のとおりです。

ボリュームの多い法人税法を1年間やっても、この程度でした。アプリ別の使用量も載せておきます。

256GBへ増やす差額1.7万円に意味があるのは、動画教材を大量にオフライン保存する人くらい。PDFとノートが中心なら128GBで十分です。
Wi-FiモデルとCellularモデル、勉強用はどっち
勉強用ならWi-Fiモデルで十分です。自宅や学校、カフェのWi-Fiを使い、移動中だけスマホのテザリングでつなげば困りません。
無印iPad 128GBはWi-Fiモデル74,800円、Cellularモデル99,800円で25,000円差です。常にiPad単体で通信したい明確な理由がないなら、その差額を教材やアクセサリーへ回すほうが現実的です。
値上げ後の現実解|中古・整備済みという第3の選択肢
新品が値上げされたぶん、中古・整備済み品の相対的な価値は上がりました。とにかく安く始めたい人には第3の選択肢になります。
ただし、ここで相場や在庫は断定しません。中古を選ぶときは、バッテリーの劣化と保証の有無だけは必ず確認してください。
AppleCare+は必要?2026年7月に盗難・紛失保証が追加された
2026年7月22日、AppleCare+が日本で拡大され、iPadにも盗難・紛失に対する保証が追加されました。月払いと1年プランも新設され、盗難・紛失の保証は1年に2回までです。
バッテリー交換、過失や事故による修理、優先サポートも対象です。持ち歩く人や「落とす自信がある」という人は、入る価値があります。自宅据え置き中心なら、無理に入らなくてもいいのがワイの考えです。
料金はモデルやプランによって違うため、推測では書きません。申し込み前にAppleCare公式ページで確認してください。制度変更の詳細はApple Newsroom、交換手続きはエクスプレス交換サービスで確認できます。
iPad ProとiPad miniを勉強用に選ばない理由
iPad Pro(M5)は256GB始まりで、11インチ209,800円。無印iPadの約2.8倍なので、勉強用としてはオーバースペックです。動画編集や高度な制作もする人を除けば、性能を持て余します。
iPad mini(A17 Pro)は8.3インチで持ち歩きやすい反面、PDFテキストを読むには小さめです。しかも値上げ後は99,800円で、無印iPadの74,800円より高くなりました。「安いからmini」という選び方はもう成立しません。
税理士試験・簿記の勉強でiPadが効く場面
iPadが効くのは、大量のテキスト・ノート・問題集を1台へ集約できることです。机の上でも移動中でも同じ教材を開けて、書き直しや反復もしやすくなります。

勉強法そのものはここでは広げません。目的に合う記事へ進んでください。
- iPad勉強法のやり方
- 理論暗記をアプリでやる方法
- iPad勉強が合わなかった人の話
- iPhoneと同期してスキマ時間に暗記する方法
- テキストをiPadに取り込んで勉強する方法
- 簿記講座の比較/税理士講座の比較
勉強用iPadに入れておくアプリ
長い機能紹介は省いて、ワイが勉強用に使うアプリを1行ずつまとめます。料金やバージョン番号は変わるため書きません。

- Goodnotes:PDFへの書き込みと手書きノートをまとめる中心アプリ。Google Play
- 暗記マーカー:理論テキストを隠して覚える反復用。Lite版
- Studyplus:教材ごとの学習記録を残して振り返る。Google Play
- YPT:勉強時間を計り、仲間と集中を続ける。Google Play
- Googleドライブ:PDF教材を端末間で共有する。Google Play
- Dropbox:教材ファイルを安定して同期する。App Store
- 280blocker:Web閲覧中の広告を減らして集中を守る。Google Play
- 1Password:教材サービスのログイン情報をまとめて管理する。
- Amazon Music Unlimited:作業用BGMを流して勉強へ入りやすくする。
- Amazon Prime Video:休憩時間の動画視聴に使う。
- U-NEXT:休憩時間に見たい作品を選べる動画サービス。
- Kindle Unlimited:iPadで本を読むためのサービス。
- Audible:移動中に耳で本を聴くためのサービス。
アプリストアへのリンクはアプリーチで作成した既存リンクを整理しています。
アプリの具体的な使い方はこちら:
まとめ|勉強用iPadは無印とAirどっちを買うべきか
講義動画とPDFテキストが中心なら、iPad(A16)128GBで十分。手書きノートを毎日大量に書くなら、画面のためにiPad Air(M4)11インチを選ぶ。A4資料を見開き/実寸で見たい人だけ、13インチAirを検討する。
これが値上げ後の結論です。AirのM4性能ではなく、画面に5.5万円を払うかで決めれば後悔しにくくなります。