
iPadを使った勉強がおすすめって聞くけど、デメリットはないの?
こんな疑問に、iPad勉強歴2,000時間超えの筆者がお答えします。
iPadは高いのでメリットだけではなく、デメリットを知りたいですよね?
記事作成にあたって、クラウドワークスでiPadでの勉強をやめた人を募集しました。
リアルな体験談を参考に、デメリットもしっかりと把握してから購入しましょう!
この記事でわかること
- iPadでの勉強をやめた人の体験談
- iPadでの勉強のデメリット
- デメリットの対処法・解決策
iPadでの勉強をやめた人の体験談

クラウドワークスで独自調査した、体験談を紹介します。
1.持ち運びがしやすいので、外でも勉強がしやすいと感じたから。
2.iPadは修正がしやすく、検索などもできるので困ることが少ないと思ったこと。
3.目が疲れやすかったり、集中がしずらいことがあった。
4.iPadで勉強をして色々と機能があり、便利だったが、集中力が続かず、覚えにくいと感じたました。紙で勉強しているほうが複数のものを同時に見れ、集中しやすいと感じたのでiPadでの勉強はやめました。
apricotさん
1.iPadを購入し、活用したくなったからです。
2.物理のノートと違って、書き損じてもすぐに修正できることです。ゴミが出ないのもよかったです。
3.充電の手間が一番大きかったです。勉強しようとipadを取り出しても、充電をしなくちゃいけなくて勉強できないことが多々ありました。
4.充電の手間のせいで、やりたいときに勉強ができず、いつの間にか離れてしまってしまいました。
hkoさん
1.仕事やプライベートで持ち歩きやすく、いつでもどこでも勉強できる環境を作りたかったためiPadを選びました。画面が大きくて見やすいのも決め手になりました。
2.紙のノートよりも場所を取らず、テキストや動画教材をすぐに開けるので効率的に勉強できました。メモや書き込みもデジタルで簡単にできるため、整理もしやすかったです。
3.長時間画面を見ていると、目が疲れやすく感じました。また、バッテリーが切れると勉強が中断されてしまうので、充電管理に気を使う必要がありました。
4.勉強内容によっては手書きのほうが覚えやすいことに気づき、結局ノートとペンに戻しました。iPadは便利でしたが、紙の良さも改めて実感しました。
kouheiさん
iPad勉強のデメリット5選

iPad勉強のデメリット
募集した体験談と、筆者が感じたiPad勉強のデメリットをまとめます。
デメリットの解決策
これらの問題に対する解決策は

以下、詳しく見ていきましょう。
iPad勉強は初期費用が高い

初期費用は約70,000円
ほとんどの方がiPadでの勉強に踏み出せない一番の理由は、価格の問題。
Apple Pencilなどのアクセサリーも必要なので、最低でも70,000円以上かかってしまいます。
当ブログでおすすめしている第11世代無印iPad128GBのWifiモデルの販売価格は58,800円。
(2025年9月時点)
中古販売店を利用する
当ブログでおすすめの中古販売店イオシスでは、同モデルの未使用品は50,800円。
箱等に若干の傷があるのみで、本体は新品と同じ。
さらにイオシスでは中古の買取も行っており、記事執筆時点の同モデルの買取価格は33,000円〜49,000円。
iPadはほとんど値下がりしないので、まずはお試しで購入してみて、やめたい場合には売却も可能です。

状態が良ければ、高価格で売却できます。
あわせて読みたい
iPadでの勉強は目が疲れる

長時間の使用に注意
iPadで長時間勉強すると、紙より目が疲れます。
これは筆者も感じる点。
体感では1日8時間ほど勉強すると、翌日は眼精疲労と肩こりから頭痛がしたりします(汗

1日3〜4時間の勉強では、そこまで目の疲れは感じません。
肩こり軽減には、タブレットスタンドを使うのがおすすめ。
目のケアを忘れずに
ペーパーライクフィルムをブルーライトカットのものにしたり、長時間使用するときはアイマスクで目を休めるなど対策しましょう。
設定でNightShiftモードを常時ONにしておくと、自動で目にやさしい明るさに調整してくれます。

このアイマスクはめっちゃいい匂いなので、昼寝のお供にもおすすめです。
外出先での勉強にはモバイルバッテリーが必須

iPadの充電がないと勉強できません。
iPadには大量の教材を入れるので、充電切れをすると終わりますw
特にカフェなど外出先で勉強する方は、充電の残量に気をつけましょう。

モバイルバッテリーがあれば安心ですね。
あわせて読みたい
総合問題が解きにくい場合も

計算は紙と併用すべし
iPadだと計算の総合問題が解きづらいです。
簿記論や法人税法など、解答用紙を行ったり来たりする問題では、解答スピードが遅くなってしまいます。
消費税法など、計算が一方通行の科目なら問題ないでしょう。
解きづらいなら紙と併用しましょう、無理にiPadだけにする必要はありません。

iPadは個別問題の反復に使おう。
理論はiPadが便利
個人的に理論の勉強は、iPadのほうが便利です。
アプリを使っての暗記が紙に比べて楽ですし、小さな紙の理論集でもiPadに取り込めば何度でも書いたり消したりできます。
iPadは誘惑が多くて集中できない
何でもできるのが逆にデメリット
iPadは何でもできます。
そのメリットが、勉強用に限ってはデメリットに。
勉強に関係ないアプリは入れない
勉強の邪魔になるようなアプリは削除しましょう。

SNS、動画視聴系、ゲーム系のアプリは削除。
通知は全てオフに設定するべし。
あわせて読みたい
iPadでの勉強が「頭に入らない」は本当?脳科学から見る3つの理由と解決策

iPadでの勉強、便利だけど「なんか頭に入らない…」と感じていませんか?
その感覚、実は脳科学的に裏付けられています。ただの気のせいではありません。

この現象は、主に以下の3つの理由で説明できます。
1. スキミング読みの罠
紙の書籍はじっくり読むのに対し、iPadなどの画面では無意識に文字をざっと目で追う「スキミング読み」をしがち。
これにより、文章の細部や文脈を深く理解できず、表面的な知識しか定着しません。
2. 物理的感覚の欠如
紙のノートに書き込む、マーカーを引くといった物理的な動作は、記憶の定着を助けます。
しかし、iPadではこの身体的な感覚が失われるため、「あのページの左上に書いたな」といった空間的な記憶のフックが弱くなります。
3. 絶え間ない誘惑
iPadは多機能なだけに、通知や他のアプリの誘惑に常にさらされます。
集中力が途切れるたびに、深く考える「深い学習」のプロセスが中断され、知識が記憶に定着しにくくなります。
解決策:iPadの特性を理解して「能動的に」使う
iPadでの学習効果を高めるには、紙の学習方法をデジタルで再現することが鍵となります。

筆者自身、iPadを使って税理士試験に合格していますし。
過度に気にする必要はありません。
富山大学が医療系学生に調査、深い学びには紙が有効と示唆(大学ジャーナルオンライン)
本は“スマホ”で読むよりも“紙”の方が「読解力」が高まる!?(FNNプライムオンライン)
iPad勉強のデメリットと解決策まとめ
この記事では、iPad勉強のデメリットと解決策について解説しました。

そんなに大きなデメリットはないなぁ
そう思ったなら是非、iPadを使った勉強を始めてみましょう。
iPadの便利さを最大限に活かしつつ、上記の解決策を試してみてください。

きっと学習効率が劇的に変わるはず
当ブログでは、コスパ最強の第11世代iPadをおすすめしています。
あわせて読みたい