「資格の大原の簿記1級講座は、実際に選ぶ価値があるのか」と 迷っている方へ向けて、受講料・コース選び・口コミをまとめました。
安心感だけで決めるのではなく、どの学習形態をいくらで選ぶかまで 判断できるように解説します。
他校を含めて検討したい方は、実際の受験生アンケートをもとにした 簿記1級講座おすすめランキング記事も あわせてご確認ください。
結論|迷ったら「1級合格コース12ヵ月・Web通信」です
この記事の結論
先に結論を書きます。これから簿記1級の学習を始めるなら、 大原では「1級合格コース・12ヵ月 (2027年6月検定目標)」のWeb通信、165,000円が 基準になります。
理由は3つです。
12ヵ月・Web通信を勧める3つの理由
第一に、期間が現実的だからです。 簿記1級の合格率は直近5回で10.5%〜16.8% (日本商工会議所の公表データ)。学習範囲は商業簿記・ 会計学・工業簿記・原価計算の4科目にまたがります。 大原の1級合格コースは全65回。これを6ヵ月で消化するのは、 簿記2級を終えたばかりの人にはかなり厳しく、途中で 追いつけなくなる典型的なパターンに入ります。12ヵ月なら 週1〜2回のペースで進められます。
第二に、Web通信が費用と自由度のバランスで 最も優れているからです。教室通学・映像通学は 199,100円で、Web通信より34,100円高くなります。この差額に 見合うのは「決まった時間に校舎へ行かないと勉強しない」 タイプの人だけです。一方で資料通信は97,800円と安いのですが、 講義映像が付きません。口コミで大原が高く評価されているのは まさに「講師の説明の丁寧さ」なので、資料通信を選ぶと 大原を選ぶ意味が薄れます。
第三に、大原の強みが最も効くのが1級 だからです。1級は独学者の脱落率が高い試験で、その原因の 大半は「原価計算の理論が理解できない」「連結会計で止まる」 といった、テキストを読むだけでは越えられない壁です。ここを 講義で越えられるかどうかが合否を分けます。
逆に言えば、費用を最優先にするなら大原は選択肢から 外れます。その判断材料も、この記事の後半でそのまま 出しています。
資格の大原 簿記1級講座とは?

大原の実績と簿記1級合格者数
資格の大原は、会計・法律分野に強い大手資格学校です。簿記講座は同校の看板講座のひとつで、教室・映像・Webと複数の学習形態を用意しています。
簿記1級の合格率は、 日本商工会議所の公表データによると 直近5回で10.5%〜16.8%。おおむね10%台前半から半ばで 推移する難関試験です。
大原は 公式サイトで、2024年度に実施された 日商簿記検定(第167回・第168回・第169回・ネット試験)に おける大原生の合格者数をのべ2,723名と 公表しています。ただしこれは3級・2級・1級を 合計したのべ人数であり、1級単独の合格者数では ありません。1級だけの合格者数は公表されていないため、 この数字をもって「1級に強い」と断定することはできない点は、 公平に書いておきます。
講座のカリキュラムと学習スタイル
初学者でも取り組めるよう、基礎から応用・直前対策まで 段階的に学べるカリキュラムです。通学と通信の両方に対応し、 生活スタイルに合わせて学習形態を選べます。
まず金額を把握してください
受講料はいくら?学習形態別の料金一覧
大原の簿記1級講座は、「検定時期」× 「学習形態」で価格が決まります。まず全体像を 押さえてください。
1級合格コース・12ヵ月【2027年6月検定目標】全65回
| 学習形態 | 受講料(税込) |
|---|---|
| 資料通信 | 97,800円 |
| Web通信 | 165,000円 |
| 映像通学 | 199,100円 |
| 教室通学 | 199,100円 |
| Web通信+DVDフォロー | 204,200円 |
1級合格コース・6ヵ月【2026年11月検定目標】
| 学習形態 | 受講料(税込) |
|---|---|
| 資料通信 | 97,800円 |
| Web通信 | 124,700円 |
| 映像通学 | 152,200円 |
| 教室通学 | 152,200円 |
| Web通信+DVDフォロー | 163,900円 |
※2026年7月時点・税込です。時期により割引キャンペーンが 実施されることがあります。最新の受講料・申込期間は必ず 公式サイトでご確認ください。
「受講料が高い」という口コミの正体は、この16万〜20万 という水準です。ただし後述するとおり、 この金額はいくつかの方法で下げられます。 まずは金額を把握したうえで読み進めてください。
どのコースを選ぶべきか|検定時期と学習形態の決め方
検定時期の決め方
| あなたの状況 | 選ぶコース |
|---|---|
| 簿記2級に合格済みで、1日3時間以上の学習時間を 確保できる | 6ヵ月コース(2026年11月検定) |
| 簿記2級を終えたばかり/社会人で学習時間が読めない | 12ヵ月コース(2027年6月検定) |
| 一度1級に挑戦して不合格だった | 6ヵ月コース(再受講割引の対象になる場合があります) |
簿記1級は「範囲を1周する」だけでは戦えない試験です。 2周目・3周目で精度を上げる時間が取れるかで 選んでください。迷ったら12ヵ月です。半年で仕上げる自信が ないのに6ヵ月コースを選ぶと、直前期に未消化の論点を 抱えたまま本試験を迎えることになります。
学習形態の決め方
| 学習形態 | 向いている人 |
|---|---|
| Web通信 | 移動時間や早朝・ 深夜に学習したい人。標準はこれです |
| 教室通学 | 強制力がないと勉強しない人。 校舎が通える距離にある人 |
| 映像通学 | 自宅では集中できないが、時間割には 縛られたくない人 |
| Web通信+DVDフォロー | 通信環境が不安定な 場所で視聴したい人 |
| 資料通信 | すでに1級の学習経験があり、 教材だけ欲しい人 |
初学者が資料通信を選ぶのは避けてください。97,800円 という価格は魅力的ですが、講義映像が付かないため 実質的に独学です。それなら市販テキストで独学する 場合と大きくは変わりません。
ここが本題です
受講料を下げる3つの方法
「大原は高い」というデメリットは事実ですが、そのまま 定価を払う必要はありません。使える制度が3つあります。
① 教育訓練給付制度(受講料の20%が戻る)
一般教育訓練給付制度は、一定の雇用保険加入期間などの 要件を満たす人が対象講座を修了した場合に、 受講費用の20%(上限10万円)がハローワークから 支給される制度です。
大原が公表している 通信講座の指定対象講座一覧を確認すると、簿記1級では 「1級合格コースWeb通信6ヶ月」 (124,700円/指定番号 1320123-2320022-4)が 一般教育訓練給付の対象として掲載されています。
教育訓練給付を使った場合
この場合、124,700円 × 20% = 24,940円が支給され、 実質負担は99,760円。10万円を切ります。
一方で、12ヵ月のWeb通信は同じ一覧に記載が ありません。ここは正直に書いておきます。給付を 使うことを最優先にするなら6ヵ月コースを選ぶことになりますが、 その分だけ学習期間は半分になります。 「給付で約2.5万円戻ること」と「半年多く準備時間が あること」のどちらを取るか、という選択です。 指定対象講座は更新されるため、申し込む前に必ず公式の 最新一覧をご確認ください。
② 大原受講生割引(3%OFF)
過去に一般価格20,000円以上の大原講座を申し込んだ方、 または現在受講中の方は、受講料が3%割引になります。 簿記3級や2級を大原で受けた人はほぼ全員が 対象です。Web通信12ヵ月なら約4,950円分になります。
③ 再受講割引(30%OFF)
過去に一般価格60,000円以上の簿記1級受験対策講座を 受講した方は、受講料が30%割引になります (1級合格コース・1級直前対策パック・1級模擬試験パック等が 対象。資料通信は対象外)。一度1級で不合格になり、もう一度 腰を据えてやり直す人にとっては、かなり大きな金額差に なります。
公式の割引制度ページもご確認ください。
申し込む前に必ず確認してください
注意点が3つあります。キャンペーン価格との 併用はできません。適用には大原登録番号(8桁)が必要です。 そして最も重要なのが、申込後に割引を適用することは できないという点です。該当しそうな方は、必ず 申し込む前に確認してください。
※2027年6月検定目標/Web通信 165,000円(税込)/2026年7月時点
大原簿記1級講座のカリキュラムと教材
大原の1級合格コースは全65回の講義で、 基礎から応用、直前対策へ段階的に進みます。合格までに 必要な講義・模擬試験がすべてセットになっているため、 教材を自分で継ぎ足しながら学習計画を作る必要がありません。
教材は、図解を多用して分かりやすさを追究した、 受験指導のプロである講師が作成したオリジナル教材です。 商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を体系的に進め、 答練と模擬試験で得点力を仕上げます。
通学と通信の両方に対応しているため、講義を決まった 時間に受けたい人も、自分のペースで繰り返し視聴したい人も 選べます。大原の講義の進め方は公式の 無料の体験講義で確認できます。
受講生の口コミ・評判

クラウドワークスで集めた口コミ
記事作成にあたって、クラウドワークスで受講生の口コミを募集しました。
1.簿記2級を独学で取得しましたが、1級はレベルが違うと聞き、合格実績の高い大原を選びました。職場の先輩からも、大原のテキストは網羅的で分かりやすいと勧められたのが決め手になりました。
2.働きながらの学習だったので、時間や場所に縛られないWeb通信講座を受講しました。平日の夜や週末に、自宅のPCで講義を視聴し、学習を進めていました。
3.何よりもオリジナルテキストの質の高さです。簿記1級の膨大な学習範囲が、図解を多用して非常によく整理されており、難解な論点もスムーズに理解できました。Web講義の講師の説明も明快で、重要ポイントを繰り返し強調してくれるので、効率的に学習を進めることができました。
4.学習範囲が非常に広く、講義の回数も多いため、Web通信だと自分で厳しいスケジュール管理をしないと、すぐに遅れてしまう点です。一度ペースが崩れると、膨大な量の未視聴講義が溜まってしまい、精神的にかなり焦りました。強い意志がないと継続は難しいです。
5.大原のカリキュラムと教材を信じて、脇目もふらずにそれに集中することが合格への一番の近道だと思います。特に、答練(答案練習)は必ず毎回受けて、自分の弱点を正確に把握し、復習を徹底することが重要です。Web通信の方は、学習仲間がいない分、孤独な戦いになりますが、最後までやり遂げれば必ず力はつきます。
akiさん
1.大原を選んだのは、簿記の専門学校として信頼できる実績があり、合格者数の多さにも安心感があったからです。独学では続ける自信がなかったので、体系的に学べる環境とサポートの手厚さに惹かれて受講を決めました。
2.私はWeb通信を利用しました。子育てと仕事の合間に勉強していたので、通学は難しいと感じたからです。動画は何度でも見返せるので、理解が浅いところを繰り返し確認できたのが助かりました。深夜にしか時間が取れないこともありましたが、自分のペースで進められる点が合っていたと思います。
3.テキストが論点ごとに整理されていて、知識を積み上げやすいと感じました。特に模擬試験は本番と同じ緊張感で取り組め、実力を試す良い機会になりました。講師の説明も実務的な事例を交えながら分かりやすく、自分では難しい論点も腑に落ちました。孤独になりがちな勉強を、支えてもらえている実感があったのも大きなメリットです。
4.動画講義は便利ですが、通学のようにその場で質問できないのは不便でした。質問フォームを使えば解決はできますが、すぐに返事が来るわけではないので、急ぎで理解したいときに少しもどかしかったです。また、講義の進度は想像以上に速く、忙しい時期は遅れを取り戻すのに苦労しました。費用も決して安くはないので、強い覚悟が必要だと思います。
5.受講を検討されている方は、スケジュールを前もってしっかり立てておくことをおすすめします。大原の教材や講義は充実していますが、結局は自分でやり抜く時間を作れるかどうかが合否を左右します。モチベーションが落ちる時期も必ずあるので、模試やテストをうまく活用して達成感を積み重ねると続けやすいです。迷っている方は、まず体験講義で雰囲気を掴んでみると良いと思います。
YUKINOさん
Web通信は自分に厳しくスケジュール管理しないと、後々大変なことになります。
1.以前に簿記2級を大原の通信講座で取って、合格できたので信頼できました。1級は内容が難しくなるし、仕事のスキルアップにも直結すると思って選びました。
2.Web通信を選びました。仕事が忙しくて通学は難しかったので、動画講義を自分のペースで繰り返し見られるのが良かったです。通勤電車の中でもスマホで復習できて、柔軟に進められました。
3.講師の説明が丁寧で、複雑な工業簿記もステップバイステップで理解しやすかったです。答練の模擬試験が本番そっくりで、弱点が明確になりました。
4.料金が他の通信講座より少し高めで、初回費用が負担になりました。Webのシステムがたまに重くて動画再生が止まることもあり、ストレスを感じました。質問の返事が遅い時もあって、もっとスムーズだと助かりますね。
5.まずは無料のサンプル動画を見て、自分の学習スタイルに合うか確認してください。1級は基礎固めが大事なので、2級からのステップアップをおすすめします。モチベーションを保つために、毎日の小さな目標を立ててコツコツ進めてみてください。
millさん
1.簿記2級のときに大原を利用して理解しやすかったので、1級も安心して受講できると思い選びました。合格実績が高く、講師の質にも定評があったのが決め手です。
2.通学スタイルで受講しました。実際に教室で講義を受けることで集中力が高まり、質問もその場でできるのが良かったです。周囲に同じ目標を持つ仲間がいる環境も刺激になりました。
3.講師の説明が非常に丁寧で、難解な理論も具体例を交えて解説してくれるので理解が進みました。教材も体系的に整理されていて、復習しやすかったです。定期的な模試や添削もあり、実力を客観的に把握できるのがありがたかったです。
4.講義の進度がやや早く感じることがあり、復習に時間を割かないとついていけない場面もありました。また、通学の場合はスケジュールが固定されているため、仕事や家庭の都合で欠席すると補講の調整が少し面倒でした。
5.簿記1級は難易度が高いので、しっかりとした学習計画が必要です。大原は教材も講師も信頼できるので、真面目に取り組めば力はつきます。ただ、講義のペースが速いので、復習時間を確保することが合格への鍵です。通学が難しい方はWeb通信も検討すると良いと思います。
cacoさん
通学とWeb通信の併用ができるのも大原の強みです。
SNSのリアルな声
口コミから分かる大原簿記1級講座のメリット

良い口コミ・評判まとめ
- オリジナル教材が体系的で分かりやすい
- 講師の解説が丁寧で理解しやすい
- 質問対応やフォロー体制がしっかりしている
- 演習量が豊富で自分の立ち位置がわかる
- Web通信、通学の両方に対応している
高い合格実績と安心感
大手資格学校としての実績と、長年使われてきた カリキュラムに安心感があります。ただし、公式が公表する 2,723名は1級だけの人数ではありません。数字を過大評価せず、 教材や講師との相性まで含めて判断する必要があります。
教材・講師の質が高い
教材が体系的で基礎から応用までカバーされ、講師の解説も 丁寧です。演習問題が豊富で、独学では気づけなかったポイントを 学べたという声もあります。
サポート体制が充実
- 質問対応や個別フォローが手厚い
- 通学・通信を組み合わせて学べる柔軟性がある
- 通学では仲間と刺激し合える環境がある
口コミから分かるデメリットと、その潰し方
悪い口コミ・評判
- 受講料が高額で負担に感じる
- 学習量が多く、社会人にはハードルが高い
- 講義の進捗スピードが早く、復習が大変
- 途中で挫折したという声も一部ある
口コミで挙がったデメリットは事実です。ただし、その ほとんどには対処法があります。挙げっぱなしにせず、 1つずつ潰しておきます。
デメリット①「受講料が高い」→ 3つの制度で下げる
Web通信12ヵ月の165,000円は、決して安くありません。 ただし前述のとおり、大原受講生割引3%OFF・再受講割引 30%OFF、そして6ヵ月コースを選ぶ場合は教育訓練給付20%が 使えます。該当する制度を申込前に確認するだけで、 数千円から数万円変わります。
デメリット②「学習量が膨大」→ 12ヵ月コースで期間を買う
全65回という講義数は、簿記1級の範囲を考えれば妥当な 量です。問題は「量」ではなく「期間に対する量」です。 6ヵ月ではなく12ヵ月を選ぶことは、そのまま余裕を 買うことを意味します。165,000円と124,700円の 差額40,300円は、半年分の準備時間の値段だと考えてください。
デメリット③「講義の進度が速い」→ Web通信の繰り返し視聴で調整する
進度が速いという声は、教室通学や映像通学で顕著に なります。Web通信であれば、理解できなかった論点を戻って 見直すことができます。「進度が速い」という不満は、 通学を選んだ場合に最も強く出る不満です。
デメリット④「Web通信はその場で質問できない」→ 質問制度を使うか、通学を選ぶ
これはWeb通信を選ぶ以上、ある程度は受け入れる必要が あります。大原には質問対応の制度がありますが、教室で 講師にその場で聞くスピード感には及びません。 質問のレスポンス速度を最優先するなら、教室通学 (199,100円)を選ぶ判断もあります。
デメリット⑤「自己管理ができないと挫折する」→ これは講座では解決しない
口コミで最も繰り返し出てくるのがこれです。そして、 これだけは講座を変えても解決しません。 Web通信は自由度が高い代わりに、締め切りが自分の中にしか ありません。ここに不安がある方は、通学を選ぶか、そもそも 講座を申し込む前に「毎日1時間、机に向かう」を1ヵ月 続けられるかを試したほうが確実です。
同じ条件で並べてみます
他校と比べて本当に高いのか|Web通信の受講料比較
「大原は高い」が本当かどうか、同じ条件 (簿記1級・Web通信・主に2027年6月検定目標) で並べてみます。
| スクール | コース | 受講料(税込) |
|---|---|---|
| スタディング | 簿記1級合格コース | 66,600円 |
| ネットスクール | 12か月合格コース(教材別) | 113,000円 |
| ネットスクール | 12か月合格コース(教材込) | 135,000円 |
| クレアール | 1級ストレートフルパック (一般価格) | 145,000円 |
| TAC | 1級合格本科生 Web通信 | 165,000円 |
| 大原 | 1級合格コース12ヵ月 Web通信 | 165,000円 |
※2026年7月時点・税込です。各校とも時期により割引・ キャンペーン価格が適用されます。上記は各公式サイトに 表示されている金額です。最新は各公式でご確認ください。
比較して分かること
結論から言うと、大原は「大手2校の中では標準」 「オンライン専業と比べると高い」という位置です。
TACと大原はほぼ同額です。この2校は講義時間数・教材の ボリューム・答練の回数がいずれも同水準で、価格差で選ぶ 理由はほとんどありません。選ぶなら講師との相性で 決めるべきです。
一方、スタディングの66,600円と比べると、大原は約2.5倍 です。この差額約10万円で何が買えるのかを整理すると、 紙のテキストと問題集、答練・模試の採点と成績表、 質問対応、そして教室に通うという選択肢、という ことになります。
この差額を高いと感じるなら、大原は選ぶべきでは ありません。「テキストは自分で読めるし、演習は 市販の過去問で回せる」という人にとって、大原の価格の 大半は使わない機能への支払いになります。
逆に、簿記2級までを独学で進めてきて「1級は独学では 厳しい」と感じた人、答練で自分の順位を見ながら仕上げて いきたい人にとっては、この差額は妥当な投資です。 簿記1級は不合格になれば次の受験まで最短でも半年 空きます。半年の遅れと10万円を天秤にかけて判断して ください。
低価格の講座も含めた比較は、 スタディング簿記1級講座の 解説や、 CPAラーニングの記事、 クレアールの記事も ご確認ください。
※2027年6月検定目標/Web通信 165,000円(税込)/2026年7月時点
大原簿記1級講座が向いている人・向いていない人

向いている人
- 合格実績や安心感を重視したい人
- 基礎から体系的に学びたい人
- 通学で仲間と切磋琢磨したい人
- サポートや質問対応を大事にしたい人
- 勉強時間をしっかり確保できる人
向いていない人
- 費用をとにかく抑えたい人
- 短期間で効率的に合格したい人
- 自己管理が得意で独学で十分な人
- 1日3時間程度の勉強時間を確保できない人
大原は、教材・講義・答練を使って王道の学習を進めたい人に 向いています。安さを優先する場合は、オンライン専業講座も 比較してください。
よくある質問
Q1. 費用は高いけど本当に元は取れる?
A. 合格すればキャリアアップや年収UPにつながるため、 受講料以上のリターンが期待できます。費用は「将来への 先行投資」と考える合格者も多いです。大原受講生割引・ 再受講割引・教育訓練給付を使えば実質負担は下がります。 まず自分が該当するかを、申し込む前に確認してください。
経理・会計事務所への転職を希望しているなら 転職エージェント比較記事 も参考にしてください。
Q2. 忙しい社会人でも続けられる?
A. 通学・通信を組み合わせて学べるため、ライフスタイルに 合わせて学習できます。口コミでも、働きながら学習を 続けたという声があります。
Q3. まずは試してから決めたいけど?
A. 資料請求をすれば、教材やカリキュラムを実際に 確認できます。無料なので、まずは取り寄せて検討できます。
Q4. 6ヵ月コースと12ヵ月コース、どちらを選ぶべきですか?
簿記2級に合格済みで1日3時間以上確保できるなら6ヵ月、 それ以外は12ヵ月です。簿記1級は1周では戦えないため、 2周目・3周目の時間が取れるかで判断してください。なお、 教育訓練給付の指定対象講座一覧に掲載されているのは Web通信6ヵ月のみで、12ヵ月版は記載がありません。
Q5. 教育訓練給付は誰でも使えますか?
使えません。雇用保険の加入期間などの要件があり、支給の 可否はハローワークが判断します。給付率は受講費用の20%・ 上限10万円です。対象講座であっても、修了要件を満たさなければ 支給されません。申し込む前に、お住まいの地域のハローワークで 受給資格を確認してください。
Q6. 資料通信97,800円ではダメですか?
講義映像が付かないため、実質的に独学と変わりません。 すでに1級の学習経験があり教材だけ欲しい人向けです。 初学者にはおすすめしません。
Q7. 途中で通学からWeb通信に切り替えられますか?
大原は通学と通信を組み合わせて学べる制度を用意しています。 ただし条件はコースや校舎によって異なるため、申し込む前に 個別受講相談で確認してください。
Q8. 申し込んだあとで割引制度は使えますか?
使えません。割引は申込時の適用のみです。 大原受講生割引には大原登録番号(8桁)も必要です。該当しそうな 方は、必ず申し込む前に確認してください。
まとめ|申し込む前にやること3つ

大原の簿記1級講座は、「価格で選ぶ講座」ではなく 「落ちたくない人が選ぶ講座」です。
口コミを整理すると、評価は驚くほど一貫していました。 良い評価は「教材が体系的」「講師の説明が丁寧」「演習量が豊富で 自分の位置がわかる」の3点に集中し、悪い評価は「高い」 「量が多い」「進度が速い」の3点に集中しています。 つまり、本格的であることの裏返しが、そのまま デメリットになっている構造です。
そのうえで、申し込む前にやることを3つに絞ります。
step
1自分が割引の対象かを確認する
過去に大原の講座(一般価格20,000円以上)を受けたことが あれば3%OFF、簿記1級の対策講座(一般価格60,000円以上)を 受けたことがあれば30%OFFです。 申込後には適用できません。
step
2教育訓練給付を使うかどうかを決める
給付を使うなら6ヵ月Web通信(124,700円・実質99,760円)、 期間の余裕を取るなら12ヵ月Web通信(165,000円)です。 受給資格はハローワークで確認できます。
step
3無料の資料請求で、教材とスケジュールの実物を見る
パンフレットには講義日程・カリキュラムの詳細・答練の回数が 載っています。16万円の判断を、Webページの情報だけで決める 必要はありません。
迷っている時間がいちばん高くつきます
そして、すでに「大原で進める」と決まっているなら、 割引の確認だけ済ませて早く始めてください。簿記1級は 学習期間が長く、開始を1ヵ月遅らせると、そのまま直前期の 1ヵ月が消えます。全65回のカリキュラムは、余裕を持って 回してこそ意味があります。
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※2027年6月検定目標/Web通信 165,000円(税込)/2026年7月時点