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簿記1級で年収1000万は現実的?合格者アンケートから見るリアルな到達ルート

簿記1級 年収 1000万
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YC

中卒・元パチプロの40代 7年間勤めた会計事務所を退職し、現在は受験専念 税理士試験4科目合格済み (簿財法消) 日商簿記1級、全経簿記上級保有 TAC通信生
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「簿記1級を取れば年収1000万を目指せるのか?」多くの受験者が気になるテーマです。

実際、簿記1級の知識だけで高収入に届く人は少数派ですが、キャリア次第では現実的に可能です。

この記事では、簿記1級合格者40名へのアンケート結果をもとに、年収1000万に届く人とそうでない人の違い、そして資格を収入アップに繋げる行動戦略を解説します。

本記事のアンケートについて

本記事で紹介するデータは、筆者がX上で実施した「簿記1級合格者40名への年収アンケート」をもとにまとめています。

  • 調査期間:2025年9月
  • 回答者:簿記1級合格者 40名
  • 形式:匿名アンケート
  • 主な質問項目:合格後の年収・転職・キャリア変化など

※データは筆者が独自に収集・集計したもので、実際の年収を保証するものではありません。

簿記1級で年収1000万は本当に可能?

簿記1級の価値

「簿記1級を取得すれば年収1000万に届く」そう聞くと夢のように感じるかもしれません。

結論から言えば、簿記1級だけで年収1000万に届く人は少数派

ただし、資格を「キャリアの起点」として活かせば、現実的に到達している人も存在します。

簿記1級は知識としては非常に実践的で、企業の財務や会計処理を深く理解できます。

しかし、それ自体が収入を上げる魔法ではなく、「どう活かすか」で結果が変わります。

ワイ
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アンケートでは、その実態が明確に表れました。

簿記1級合格者40名アンケートの結果

簿記1級 合格者 年収分布
X独自アンケートより

Xで行った簿記1級合格者40名へのアンケートによると、以下のような結果になりました。

年収帯回答者割合特徴・傾向
〜500万円42.5%一般企業の経理担当、会計事務所、経験3〜5年目が中心
500〜750万円22.5%主任・係長クラス。上場企業・勤務税理士も含む
750〜1000万円7.5%管理職・チームリーダー層
1000万円超27.5%独立・法人代表・税理士登録者など

この結果から、約3割が1000万円超の収入を得ている一方で、半数近くは500万円未満にとどまっていることが分かります。

ワイ
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つまり、「資格がある=高収入」ではなく、その後の行動で差がつくということです。

1000万円以上の層は単に知識があるだけではなく、明確なキャリア戦略を立てていた点も特徴的でした。

資格取得をゴールにせず、転職・独立・副業など具体的な行動を起こした人ほど結果を出している傾向があります。

年収1000万に届く人の共通点

アンケートの自由回答からは、以下の傾向が見られました。

共通項具体的な行動
転職経験あり会計事務所・税理士法人などへキャリアチェンジ
独立・開業個人事務所や法人設立でクライアントを持つ
上位資格を取得税理士科目・MBA・USCPAなどを取得

つまり、資格をどう使うかで年収はまったく違う結果になります。

「資格を取って終わり」の人と、「資格を起点にキャリアを変えた人」では、数年後の差が大きく開きます。

ワイ
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多くの場合、簿記1級に合格→税理士試験などの上位資格に挑戦します。

資格だけで年収が変わらない理由

簿記1級 合格後の年収
X独自アンケートより

同じアンケートで「合格後に年収が上がったか?」を尋ねたところ、「上がった」と回答した人は25%、残り75%は「変わらない」という結果でした。

年収変化割合主な理由
上がった25%転職・独立・昇進など環境を変えた
変わらない75%職場が変わらず、評価基準に反映されていない

資格はスタート地点であり、行動しなければ数字は動かないことがよく分かります。

特に日本企業では、「資格よりも実務経験」「実績重視」という評価傾向が強いため、資格を得た後にキャリアを変える意識が重要です。

ワイ
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筆者も簿記1級合格後、即転職。最終的に年収は倍になりました。

簿記1級合格後のキャリアと年収レンジ

簿記1級 合格後のキャリア

簿記1級を取得した人が進む主なキャリアは、以下の3ルートです。

キャリアルート平均年収特徴
一般企業の経理職400〜650万円安定した環境。上場企業で昇給も可能
税理士法人・会計事務所450〜800万円専門知識重視。成果報酬あり
独立・フリーランス700〜1200万円以上顧客次第。事業拡大で収入上限なし

経理職として経験を積むことで、管理職クラスなら年収800〜1000万円も十分に見込めます。

一方で、税理士法人では成果報酬や案件単価によって収入が変動。

どのルートでも「実務力+行動力」次第で年収は大きく変わる点が共通です。

上場企業・税理士法人・ベンチャーでの違い

働く環境メリットデメリット
上場企業福利厚生・安定感・昇進制度が整っている評価が年功的でスピード感に欠ける
税理士法人専門知識を深められ、成果が給与に反映されやすい繁忙期が多く激務になりがち
ベンチャー幅広い業務経験・経営視点が身につく給与レンジが広く、安定性は低め

自分が「安定を重視するタイプ」か「挑戦で伸ばすタイプ」かで選択肢は変わります。

上場企業で堅実に昇給を目指すか、税理士法人で専門性を極めるか、またはベンチャーで実務と経営の両面を経験するか、いずれも簿記1級が活きます。

ワイ
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税理士試験に挑戦するなら、勉強と両立できる仕事環境を選ぶのが重要。

年収アップに繋がる3つの行動戦略

簿記1級 年収アップ

年収を上げたいなら、資格を取った後に“どう動くか”が最重要です。

特に効果が高いのは、以下の3ステップです。

ステップ内容期待できる効果
① 会計・税務業界へ転職専門性が評価されやすく、未経験でも採用実績あり実務スキル+市場価値アップ
② 税理士科目を並行受験簿記論・財務諸表論の基礎を活かせる年収上限が一気に広がる
③ 講座で効率的にスキル習得独学より短期合格・実務力を両立即戦力人材として評価

① 会計・税務業界への転職を検討する

簿記1級を活かせる環境に身を置くのが最短ルートです。

特化型の転職エージェントでは、会計事務所・企業経理の求人が豊富にあります。

▶︎ 会計・税務業界に強い転職エージェント比較を見る

② 簿記1級を足がかりに税理士科目へ進む

簿記1級は税理士試験の受験資格になるため、キャリアアップの選択肢が広がります。

特に簿記論・財務諸表論は内容が重なっており、スムーズに挑戦可能です。

▶︎ 税理士講座おすすめランキングを見る

ワイ
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簿記1級から税理士試験の簿記論・財務諸表論は比較的容易に合格レベルに届きます。詳細は別記事で紹介しています。

③ 実務に直結する簿記1級講座を受講する

オンライン講座を活用すれば、働きながらでも短期合格が可能です。

合格後の「使える知識」に変えるためにも、実務・転職を意識した講座選びが重要です。

▶︎ 簿記1級講座の比較・おすすめを見る

簿記1級を取っても意味がない?そう言われる理由と反論

簿記1級 意味ない

SNSでは「簿記1級なんて意味ない」という声もありますが、

実際に意味がないのは“行動しない人”にとってだけです。

よくある否定意見実際のところ
資格があっても評価されない実務経験を積めば評価は一変する
受験に時間がかかる講座活用で効率的に短期合格可能
転職で使えない会計・経理職ではむしろ必須レベル

「意味がない」と言う人の多くは、資格を取って満足してしまった層。

逆に、行動を起こした人は「キャリアの転換点になった」と回答しています。

この差は時間が経つほど大きく開いていきます。

ワイ
ワイ

「簿記1級は意味ない」そんな会社は行かなくてOK。

まとめ|簿記1級で年収1000万は「資格+行動」で実現できる

簿記1級 合格後 行動

簿記1級だけで1000万円に届くケースは稀ですが、資格をきっかけにキャリアを動かした人は確実に収入を伸ばしています。

簿記1級合格後の行動まとめ

  • 簿記1級合格 → 経理・会計職へ転職
  • 転職後 → 税理士科目やマネジメントで昇給
  • 結果 → 1000万クラスのポジションへ

資格はゴールではなく、新しいキャリアを開くスタートライン

行動次第で、年収1000万は「理想」から「現実」に変わります。

ワイ
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「簿記1級を目指すぞ」と思ったなら、まずはスクール選びから。

「簿記1級に合格したけど年収低い?」と思ったなら、転職または税理士試験にチャレンジしよう。

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