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【完全版】会計事務所転職ロードマップ|登録から内定・年収交渉・失敗事例まで徹底解説

会計事務所 転職 ロードマップ
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YC

中卒・元パチプロの40代 7年間勤めた会計事務所を退職し、現在は受験専念 税理士試験4科目合格済み (簿財法消) 日商簿記1級、全経簿記上級保有 TAC通信生
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「簿記2級を取ったら、次は会計事務所で経験を積みたい」そう考えていませんか?

会計や経理の知識を活かしたいけれど、「未経験でも採用されるの?」「どんな事務所を選べばいい?」「まず何を準備すればいい?」

そんな不安を感じている方も多いと思います。

実際、会計事務所は慢性的な人手不足で、簿記2級レベルの知識があれば未経験でも十分チャンスがあります。

ただし、業界の仕組みや転職の流れを知らずに動くと、「ブラック事務所に入って後悔した…」という声も少なくありません。

この記事では、簿記2級取得者・勉強中の方が会計事務所に転職するためのロードマップを徹底解説。

登録から面談、応募、内定、年収交渉までの具体的な流れを順を追って紹介するので、未経験からでも安心して行動できます。

ワイ
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先に転職エージェントを比較したい方は、転職エージェント比較記事も参考にしてください。

会計事務所転職:実践ロードマップ(登録→内定までの具体手順)

会計事務所 転職ロードマップ

未経験から会計事務所を目指すなら、まずは全体の流れを押さえることが大切。

「とりあえず応募」ではなく、登録→面談→応募→面接→内定→入社までの各ステップでやるべきことを整理しておくと、スムーズに進められます。

会計事務所転職の流れ

  • 簿記2級を取得、または勉強を始める(会計基礎の習得)
  • 転職エージェントに登録(複数登録がおすすめ)
  • キャリア面談で希望条件・優先順位を整理
  • 求人紹介・応募(書類選考)
  • 面接・条件交渉
  • 内定・入社準備

① 簿記2級を取得、または勉強をスタート(会計知識の基礎固め)

会計事務所の業務は仕訳・試算表作成・決算補助など、すべて簿記の知識が土台になります。

未経験でも、簿記2級レベルの理解があれば即戦力候補として採用されるケースも多いです。

まずは無料で使えるCPAラーニング+過去問演習で簿記の基礎を固めましょう。

ワイ
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税理士受験生に行ったアンケートでも約6割が「最低簿記2級あれば転職可能」と回答。

CPAラーニングの詳細は別記事で紹介しています。

受験生アンケート記事はこちら。

② 転職エージェントに登録(複数登録がおすすめ)

会計業界は非公開求人が多く、一般の転職サイトでは見つからない案件が多数あります。

そのため、会計事務所・経理職に強い転職エージェントを活用するのが基本

2〜3社登録して比較すると、担当者の相性や求人の傾向がわかり、ミスマッチを防げます。

複数登録のメリット

  • 求人数が広がる:エージェントごとに保有する求人が違うため、選択肢が増える。
  • 比較できる:担当者やサポートの質を比べ、自分に合ったサービスを選べる。
  • スピード感が出る:複数社から同時に求人紹介を受けられるので、内定までが早くなる。
ワイ
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数は多くても2〜3社程度に絞るのが効率的です。

▶ 会計事務所向け転職エージェント比較を見る

③ キャリア面談で希望条件・優先順位を整理

登録後はキャリアアドバイザーとの面談で、これまでの経験・資格・希望条件を整理します。

このとき、「勉強時間を確保したい」「残業が少ない環境で働きたい」など、素直に伝えてOK。

エージェントは希望に合う求人を探してくれるだけでなく、履歴書・職務経歴書の添削も行ってくれます。

ワイ
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まずは下のテンプレでざっくり履歴書・職務経歴書を作ろう。

あとはエージェントからの添削指導→修正でOK。

④ 求人紹介・応募(書類選考)

希望条件に合った求人を紹介されたら、まずは応募数より質を意識しましょう。

書類選考では「簿記2級」や「使用できる会計ソフト」を明記して、実務をイメージさせるのがポイント。

未経験でも「会計に興味があり、勉強を続けている」姿勢が伝われば評価されます。

ワイ
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「会計ソフトなんて使ったこと無い」未経験なら普通です。

CPAラーニングでは主要な会計ソフトの使い方まで完全無料。

応募前に学べば「使ったことは無いが学習済み」と書くことで通過率アップ。

⑤ 面接・条件交渉

面接では「なぜ会計事務所に転職したいのか」「将来どうなりたいのか」を整理しておきましょう。

特に未経験の場合は、勉強への意欲とコミュニケーション力が評価されます。

条件交渉や面接日時の調整は、すべてエージェントが代行してくれるので安心です。

ワイ
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会計事務所的には「勝手に勉強してくれる」税理士受験生が重宝されます。

「簿記2級合格は税理士試験に挑戦する予定」など継続して学習する意欲を見せましょう。

⑥ 内定・入社準備

内定後は、年収や勤務条件の最終確認を忘れずに。

もし迷いがある場合は、他エージェントの担当者にも意見を聞くのがおすすめ。

複数の視点で比較することで、入社後のギャップを防げます。

入社準備の段階では、業務で使う可能性のある会計ソフト(弥生・freeeなど)を触っておくとスムーズです。

ワイ
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CPAラーニングではマネーフォワード・Freee・勘定奉行・弥生会計の基礎が学べます。

入社前に会計ソフトの使い方と税務実務シリーズを見ておくのがおすすめ。

なぜ会計事務所の求人は“非公開”が多いのか?

非公開求人

会計事務所や税理士法人の求人は、一般の転職サイトにほとんど出ていません。

実際のところ、優良な求人の多くは転職エージェントを通じた「非公開求人」として扱われています。

その主な理由は次の3つです。

非公開求人が多い理由

  • 応募が殺到すると対応しきれないため・・・人気の会計事務所や大手税理士法人では、求人を公開すると応募が集中しすぎてしまいます。書類対応や面接調整の負担を減らすため、信頼できるエージェント経由で限定募集するケースが多いです。
  • 人員入れ替えを社外に知られたくないため・・・クライアントとの信頼関係が重視される業界のため、「担当者が辞めた」「採用強化中」といった情報を外に出したくないという事情があります。そのため、採用活動は水面下で進められるのが一般的です。
  • 条件の良い求人ほど限られた人に紹介したいから・・・年収が高い・残業が少ない・勉強両立がしやすい。そんな人気求人は、公開するとすぐに応募が殺到してしまいます。そこで、スキルや希望条件に合う人だけに個別紹介される形を取っています。

つまり、求人サイトで検索しても出てこない「優良求人」が数多く存在するのが会計業界の特徴。

こうした案件を逃さないためには、業界特化型のエージェントを通じて情報を得るのが近道です。

業界特化型エージェントとは?

  • 特定の業界に詳しい(会計・税務など専門分野を理解している)
  • 求人の質が高い(一般サイトにはない非公開求人が多い)
  • マッチング精度が高い(事務所ごとの雰囲気や残業実態も把握できる)
  • 面接・書類対策が的確(業界に合わせたアドバイスがもらえる)
  • スピードが早い(登録から紹介までがスムーズ)

特にヒュープロ(Hupro)は、会計・税務・士業専門の転職支援に特化しており、非公開求人の保有数・紹介スピードともに業界トップクラス。

登録後最短1日で紹介が届くケースもあるため、まずは話を聞いてみる価値があります。

ワイ
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ヒュープロの口コミは別記事で紹介しています。

無料登録するだけで非公開求人にアクセスできます。

履歴書・職務経歴書の書き方(会計事務所向けテンプレ & 例文あり)

履歴書・職務経歴書 会計事務所用 テンプレ 書き方
ワイ
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書類作成は以下がポイントです。

重要箇所は特に詳細に書きましょう。

会計事務所で見られるポイント

  • 実務経験:記帳・決算補助・申告書作成の関与度合い
  • 使用できるソフト
  • 税法知識
  • コミュニケーション能力

職務経歴書(簡潔テンプレ)

  1. 氏名/連絡先
  2. 職務要約(3〜4行):経験年数、業務領域、主な強み
  3. 職務経歴(社名・在籍期間・役職)
    • 担当業務(箇条書き)
    • 実績(数値で示せるものは必ず記載:例:月次20社の記帳、年次決算○件、節税提案によりクライアントの税負担を年間○円削減、など)
  4. 保有資格(簿記、科目合格、税務資格等)
  5. スキル(会計ソフト/Excelスキル等)
  6. 志望動機(2〜3行)+入社後にやりたいこと

例1:経験3年(記帳〜決算補助)

職務要約:会計事務所で記帳代行〜年次決算補助まで3年従事。仕訳入力〜試算表作成、決算整理仕訳まで一通り経験。日常経理の効率化や税務書類のチェックに強みあり。


職務経歴(一部抜粋):

  • 月次記帳:担当クライアント20社(仕訳入力、元帳管理、試算表作成)
  • 年次決算:補助として決算書類の作成支援(法人税申告書の資料整理)
  • IT:弥生会計/freee 実務使用、Excelでのマクロによる集計自動化経験

例2:未経験→転職希望(簿記2級あり)

職務要約:上場企業の事務部で3年間勤続。経費精算・伝票処理、月次締めの補助を経験。簿記2級を取得し、会計業務へキャリアチェンジを希望。
実績:経費精算フローの見直しで手続き時間を20%短縮。

面談で必ず聞くべき質問リスト(事務所側に確認すること)

面接

面談は「あなたが採用されるか」を確認する場ではなく、あなたが入社して満足できるかを判断する場です。

ワイ
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最低限、以下は必ず確認しましょう。

受験生は残業時間、ホワイト目的なら離職率は厳しくチェックすべし。

業務内容・担当範囲

  • 担当クライアント数と業種(法人/個人別)
  • 月次業務と年次業務の割合(どのくらい決算/申告に関わるか)
  • 使用する会計ソフト・ツールは何か
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最初から担当を持つことは無いはずですが、一応確認しておきましょう。

目安のクライアント数は20〜30件/月。

これ以上だと激務の可能性があります。

労働条件・働き方

  • 平均残業時間(月)と繁忙期の繁忙度(何月が忙しいか)
  • リモート勤務や時短・フレックスの可否
  • 有給取得率や育休・介護休暇の取得実績
ワイ
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残業時間は必ず確認しましょう。

勉強と両立するなら残業時間が少ない事務所を選ぶのが必須。

また、有給が自由に取れないような時代遅れ系の事務所もやめときましょう。

教育・キャリア

  • 入社後の教育体制(先輩の付き方、期間)
  • 税務・会計の研修制度(外部研修の補助はあるか)
  • 将来的なキャリアパス(パートナー/主任など)
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会計事務所は教育体制が整っていない場合がほとんど。

もし先輩が付いて、きっちり教えてくれるような事務所なら期待大です。

評価・報酬

  • 昇給・賞与の頻度・基準
  • 年収の目安・残業代支給のルール
  • 副業や独立を考える場合のサポートや制約
ワイ
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資格手当の有無、給与水準は要確認。

将来的に独立志望でも、面接では無理に言わないほうが良いでしょう。

職場の雰囲気

  • 離職率(直近3年)、平均年齢、男女比
  • クライアント訪問の頻度(外勤業務の有無)
ワイ
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離職率が高い事務所は要注意。

従業員満足度が低い事務所は、ブラックの可能性が高いです。

年収交渉・内定受諾時のチェックリスト(交渉のポイント)

転職 チェックリスト

内定を出されたら、提示条件は全て書面で確認しましょう。

確認&交渉ポイント

  • 基本給(年俸)・賞与の算出方法
  • 残業代の支払い方法(固定残業の有無、超過分の扱い)
  • 休日・有給の取りやすさ(実際の運用)
  • 入社日(引継ぎ期間の確保)
  • 試用期間の有無と条件の差異(賃金差があるか)
  • 教育支援(資格補助・研修費補助があるか)

交渉のコツ

  • 複数の内定がある場合は、提示条件の良い会社を基準に担当者経由で交渉する。
  • 「〇〇社での提示(年収○○円)があるため、御社での条件を□□円まで引き上げられると即決できます」と具体的に伝えると効果的。
  • 交渉は感情的にならず、事実(他社提示・市場相場)を根拠に冷静に行う。
ワイ
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そうは言っても、なかなか交渉はしづらいもの。

転職エージェントなら年収交渉まで全て代行してくれます。

よくあるQ&A(ケース別アドバイス)

クエッション

Q:未経験でも会計事務所に入れる?

A:はい。簿記2級程度の知識があれば、記帳代行や入力系の求人で採用されることが多い。ヒュープロツインプロで未経験枠の求人を探すと良い。面接では「学ぶ意欲」と「継続性」をアピールすること。

Q:科目合格(簿財など)がある場合、どう活かす?

A:科目合格は強力なアピール材料。特に税法科目や簿記論・財表の合格は年次決算業務や申告書作成に直結するため、年収交渉で有利になることがある。

Q:ブランクがある場合は?

A:ブランクの理由を簡潔かつ前向きに説明(育児・健康・留学など)。最新の知識を示すために、直近で受けた研修や学習状況を伝えると良い。

Q. 年収はどれくらいですか?

A. 初年度は300万〜450万円程度が目安です。科目合格者や経験者なら400万〜600万円以上も可能。大手税理士法人に行けばさらに高年収が期待できます。

ワイ
ワイ

筆者は地方のど田舎、20人程度の中堅事務所。

3科目合格で年収500万程度でした。

Q. 繁忙期はどれくらい忙しいですか?

A. 1月〜3月の確定申告期、5・6月の決算期が特に繁忙です。残業時間は月40〜80時間になることもあります。ただし、最近は働き方改革で残業を抑える事務所も増えています。

Q. 税理士試験との両立はできますか?

A. 可能ですが、事務所によっては繁忙期に勉強時間を確保するのが難しいこともあります。試験勉強に理解のある会計事務所を選ぶことが重要です。

ワイ
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試験勉強を優先するならツインプロを使うのがおすすめ。

会計スクールと提携しているから、勉強と両立しやすい事務所を紹介してくれます。

Q. 転職活動はどのくらいの期間で決まりますか?

A. 平均で1〜3か月程度です。スピード重視なら「ヒュープロ」のように最短1日で求人紹介してくれるエージェントを活用するのがおすすめです。

実用テンプレ集(コピペで使える)

転職 メール テンプレ

A. 転職エージェントへの初回連絡メール(テンプレ)

件名:会計事務所転職の相談(氏名/現職・経験年数)
本文:

はじめまして。○○(氏名)と申します。現在、会計事務所(または事業会社の経理)への転職を検討しており、貴社にご相談したくご連絡しました。

現職:△△(会社名)/経理担当(経験年数:×年)
希望:会計事務所での月次・年次業務に携わりたい(勤務地:東京都内/年収:希望○○〜○○万円)

履歴書・職務経歴書をお送りしますので、面談のご都合の良い日時を3候補ほどいただけますと助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。

B. 面接での自己PR(テンプレ:経験3年)

私の強みは「正確さ」と「スピード」です。前職では月次20社の記帳業務を担当し、試算表の作成とチェックを行っていました。特に仕訳のルール統一とExcelによる集計自動化を進めることで、月次締めの処理時間を15%短縮しました。御社ではこの経験を活かし、月次処理の精度向上と担当先の信頼獲得に貢献したいです。

転職で失敗しないための注意点

転職 注意点

注意点まとめ

  • 担当者に依存しすぎない:エージェント担当と合わない場合は担当変更を依頼するか、別のエージェントに切り替える。
  • 自分の希望を明確に伝える:「年収」「残業時間」「試験勉強との両立」など条件を曖昧にすると、ミスマッチが起きやすい。
  • 条件は必ず書面で確認:口約束は危険。入社前に雇用契約書や条件通知書で確認を。
  • 繁忙期の実態を確認:年末調整や確定申告時期の残業実態は事前に具体的数値で聞く。
  • 「教えてくれる」=研修があるわけではない:先輩が教える文化があるか、計画的な教育制度があるかは必ず聞く。
ワイ
ワイ

これを意識するだけで、転職の失敗リスクをかなり減らせます。

まとめ|迷っているなら今すぐ行動を

ここまで、簿記2級取得者・勉強中の方が会計事務所に転職する流れを紹介しました。

未経験でも、正しい手順で動けば半年以内に理想の職場を見つけることは十分可能です。

大切なのは「情報の質」と「行動のスピード」。

求人はタイミング次第で動くため、今見えていない“非公開求人”を早めに押さえておくことが成功の鍵です

まずは2〜3社のエージェントに登録して、提案内容や担当者の対応を比較してみてください。

実際に話を聞いてみることで、あなたに合ったキャリアの方向性が見えてきます。

特にヒュープロ(Hupro)は会計・税務分野に特化しており、登録後すぐに非公開求人を紹介してもらえるスピード感が魅力です。

ワイ
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動いた人からチャンスを掴んでいます。

「いつか転職したい」と思った今が、最初の一歩を踏み出すベストタイミングです。

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