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会計事務所はブラックしかない?【実態とホワイト職場の見抜き方を徹底解説】

会計事務所 ブラックしかない
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YC

中卒・元パチプロの40代 7年間勤めた会計事務所を退職し、現在は受験専念 税理士試験4科目合格済み (簿財法消) 日商簿記1級、全経簿記上級保有 TAC通信生
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「会計事務所ってブラックばかりなんでしょ?」

そう思って転職を迷う人は多いですが、実際にはブラックもあるがホワイトもあるのが現実です。

確定申告期や決算期の繁忙などで大変な時期はありますが、近年は残業削減・DX化・人材定着を目的に、働きやすい環境へ変化する事務所も増えています。

DX化とは?

簡単に言うとアナログな仕事をデジタルに置き換えて、「仕事を早く・正確に・便利にすること」

たとえば会計事務所なら、

  • 紙の帳票をクラウド会計ソフトで自動化
  • 顧客とのやり取りをオンライン化(チャット・電子署名など)
  • AIで仕訳や入力作業を効率化

といった取り組みがDX化にあたります。

この記事では、

  • なぜ「ブラック」と言われるのか
  • ブラック事務所の特徴と見抜き方
  • ホワイトな会計事務所の探し方

を徹底解説。

最後には、安心して転職できる“会計業界特化エージェント”の比較表も紹介します。

会計事務所はブラックばかり?【実態を徹底検証】

会計事務所 ブラックばかり

「会計事務所ってブラックばかりなんでしょ?」

そんな声をSNSや掲示板でもよく見かけます。

確かに、繁忙期の残業・所長のワンマン体制・人手不足など、ブラック要素を感じる職場があるのも事実。

しかし一方で、ホワイト化が進む会計事務所も確実に増加しています。

ここではまず、「ブラックと言われる理由」と「実際の働き方の実情」を整理します。

会計事務所で「辞めたい」と言われる主な理由3選

会計事務所 辞めたい

① 繁忙期の残業が多すぎる

確定申告(2〜3月)や決算期(5月・12月)は、どうしても業務が集中。

ただし、繁忙期以外は定時退社できる職場も増加しており、年間を通じて激務というわけではありません。

ワイ
ワイ

筆者の場合は年間の残業時間は10時間以内でした。

残業時間は事務所というより「個人の処理能力による」ところが大きいです。

会計事務所の仕事内容については別記事で紹介しています。

② 所長や上司のマネジメント不足

「ワンマン所長」「精神論文化」など、上層部の姿勢によって働きやすさが左右されます。

所長が“数字より人材育成”を重視している事務所はホワイト傾向。

ワイ
ワイ

マネジメントなんて期待しないでOK。

自分の担当分は「自分でスケジュール管理」して進めるのが大事です。

③ 教育体制が整っていない

新人教育がなく、放置されるケースも。

一方で、最近はOJT+勉強支援制度を導入して育成に力を入れる事務所も増えています。

OJTとは?

「On the Job Training」の略で、実際の業務を通じて先輩や上司が新人に仕事を教える育成方法。現場で実践しながらスキルを身につけるのが特徴。

勉強支援制度とは?

資格取得やスキルアップを支援する制度。税理士試験や簿記の受講料補助、試験休暇、書籍購入補助などを通じて社員の成長をサポートします。

ワイ
ワイ

筆者の事務所でも、昔は事務所が受講料を負担していたそうです。

誰も受からないので止めてしまったそうですが・・・

試験休暇は試験前・試験当日には、有給ですが問題なく取れました。

【アンケート結果】ブラック会計事務所の割合とは?

ブラック会計事務所 割合 実際

ブラック会計事務所ばかりではない

記事作成にあたり、Xで税理士受験生にアンケートを実施。

アンケートでは約3割がブラックと回答しました。

ワイ
ワイ

アンケート結果からも「ブラックばかりではない」ことがわかります。

約7割は「ブラック以外」でした。

みんなの事務所どうですか?

  • ホワイト・・・30.9%
  • ブラック・・・29.8%
  • グレー・・・39.4%

完全ブラックでなければOK

会計事務所 満足度 実際

また、別のアンケートでは「辞めたい」と回答した受験生は約3割でした。

ワイ
ワイ

避けるべきは「完全ブラック」

完璧な事務所は25%程度、みんな何かしら妥協はしているようです。

今の事務所、満足?

  • 満足・・・26.5%
  • 辞めたい・・・32.4%
  • こんなもんでしょ・・・41.2%

未経験で入社→ブラック退職はなぜ起こるのか

悲しい

会計事務所では、未経験者を積極的に採用する一方で、教育体制が整っていない事務所も少なくありません。

OJTが形だけになっていたり、先輩が忙しすぎて質問しづらい環境が原因で「放置される」「仕事を教えてもらえない」と感じる人も多いのが実情です。

よくある退職理由

  • 業務量が多く、残業が慢性化している
  • 上司・所長とのコミュニケーションが取りづらい
  • 給与が仕事内容に見合っていない
  • 教育やサポート体制がほぼない

特に、未経験者の場合「何をどう進めればいいかわからない」まま日々の業務に追われ、心身ともに疲弊してしまうケースもあります。

未経験者がブラック事務所を避けるには

未経験者ほど、「求人票の条件」だけで判断せず、事務所の実態を複数の角度から調べることが大切です。

GoogleマップやX(旧Twitter)の口コミ、転職エージェントからの内部情報などを組み合わせることで、入社後のミスマッチを防げます。

教育体制やOJTの有無は未経験者にとって最重要ポイント。

ワイ
ワイ

面接時に「どのように仕事を覚えられますか?」と確認するだけでも、対応の誠実さが見えます。

ホワイトな会計事務所の特徴と見抜き方

ホワイト会計事務所 見抜き方

評価される職場の共通点

  • 残業は月20時間以内
  • freeeやマネーフォワード導入済み(DX化)
  • 所長が資格取得や勉強を応援してくれる
  • 有休消化率70%以上

これらが当てはまる職場は、業務効率が高く離職率も低い傾向にあります。

ワイ
ワイ

繁忙期以外でも残業がある事務所は要注意。

仕事量が多すぎて勉強どころではありません。

有給が自由に取れないような事務所もやめましょう。

入社時に確認しておくことをおすすめします。

所長・経営者の考え方がすべて

ブラックかホワイトかは、所長の価値観で決まると言っても過言ではありません。

面接時に「スタッフ教育」「繁忙期対応」などの考え方を質問することで、雰囲気が見えてきます。

ワイ
ワイ

全ては所長とお局さん次第。

入社前の面接で違和感を感じるようなら、やめときましょう。

お局さん(おつぼねさん)とは?

「職場の古株で影響力のある女性社員」のこと。所長の右腕的存在。

ブラック事務所を避ける求人票チェックリスト

ブラック会計事務所 チェックリスト

ここでは、求人票の文面から“ブラックの兆候”を見抜くための具体的なチェックポイントを紹介します。

チェック項目 注意ポイント 危険度
「やる気次第で高収入」 成果主義すぎる傾向。安定収入が得にくい場合も。 ★★☆☆☆(中)
「残業代込み・固定残業○時間」 長時間労働の温床。サービス残業化の可能性あり。 ★★★★★(高)
「所長名非公開」 内情が見えない職場。離職率や評判を調べにくい。 ★★☆☆☆(中)
「募集理由:欠員補充」 人の出入りが多い可能性。定着率の低さに注意。 ★★★★☆(高)
「教育制度なし」 未経験には不向き。放置されやすく成長しづらい。 ★★★★★(高)

求人票だけでは分からない内部情報は、会計業界特化の転職エージェントを通じて確認するのが安全。

転職エージェントは、実際に事務所と取引のある立場から、離職率・残業時間・教育体制など“現場のリアル”を把握しています。

応募者の匿名性が守られるため、現職に知られずに情報収集や面接調整ができるのも大きなメリットです。

ワイ
ワイ

信頼できるエージェントを活用すれば、ブラック事務所を避けて安心して転職活動を進められます。

会計業界で働くメリット・キャリアの可能性

会計事務所 メリット

「ブラック」と言われる一方で、会計業界にはスキルと資格が確実に身につくメリットがあります。

  • 税理士試験の受験資格が得られる
  • 会計スキルが転職・独立で活きる
  • 景気に左右されにくく安定
  • 経験を積めば年収600〜800万円も可能

勉強と実務を両立できる職場を選べば、将来的に独立や税理士登録も見据えられます。

ワイ
ワイ

筆者の事務所では、無資格でも600〜800万クラスは数名いました。

税理士試験の受験資格がない場合は、2年勤続すれば受験資格が得られるのは大きいです。

詳しくは別記事で紹介しています。

失敗しない転職活動の進め方

失敗しない 転職

転職エージェントを活用することで、

  • ブラック事務所を避けつつ
  • 自分に合った環境を探すことが可能です。

会計業界に強いおすすめ転職エージェント5選

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まとめ|ブラックばかりじゃない。正しい情報で安心転職を

成功

「会計事務所=ブラック」というのは、一部の古い体質の事務所に限った話です。

今はクラウド会計や働き方改革で、ホワイト化が確実に進行中

口コミ・求人・エージェント情報をうまく組み合わせれば、勉強と両立できる理想の環境を見つけることができます。

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