令和4年度の合格発表と同時に国税庁HPに来年の試験日程が公表されました。
令和4年度、筆者は残念ながら法人税法不合格でした。
悔しいですし本試験での後悔もありますが、いつまでも終わったことを考えていても仕方ありません。
この記事では来年の科目選択と今後の受験プランについて考えます。
こんな方に読んでほしい
・令和5年度税理士試験の日程が知りたい方
・不合格後の科目選択や受験プランに迷っている方
令和5年度税理士試験の日程

(国税庁HPより)
令和5年度の税理士試験は8月8日〜8月10日に実施予定です。
おそらく例年通り以下の日程になるでしょう。
8月8日 | 簿記論 | 財務諸表論 | 消費税法又は酒税法 |
8月9日 | 法人税法 | 相続税法 | 所得税法 |
8月10日 | 国税徴収法 | 固定資産税 | 住民税又は事業税 |
不合格後の科目選択
ボリュームが多い科目を受験した場合

不合格科目がボリュームが多い科目だった場合は、引き続き同じ科目を受験することをおすすめします。
具体的には
・簿記論
・財務諸表論
・法人税法
・所得税法
・相続税法
・消費税法
これらの科目は全範囲を網羅するだけでキツいので単純に勉強量で初学者より有利になります。
前年の結果が不合格でもひと通り学習済みのアドバンテージは大きいです。
理論暗記も初学の時よりは圧倒的に思い出しやすいはずです。
筆者も年内は相続税法を受講していましたが、年明けから法人税法に切り替えです。
法人税法は3年目ですが、特に働きながらの方は欲を出さずに1科目に絞って受験することをオススメします。
複数科目で勉強時間が分散してしまっては不合格科目を再受験するメリットがなくなってしまうからです。
とりあえず不合格科目を再受講して余裕があれば追加でミニ税法を追加することも可能です。
ミニ税法を受験した場合

ミニ税法はボリュームが少ない分、勉強量によるアドバンテージはほとんどないです。
受験生のほとんどが合格レベルで受験しています。
年内でボリュームが多い科目を選択しているなら、ミニ税法に振替せずにそのままにするのもありです。
1年間の努力がワンミスアウトのミニ税法の極限状態は筆者は耐えられないです。
ミニ税法をオススメするのは
・本試験までの勉強時間があまりとれない方
・ボリューム多い科目にプラスする余裕がある方
・実務であまり使わないけどとにかく早く合格したい方
になります。
ミニ税法は「学習量が少ない=簡単に受かる」わけではありません。
本試験でも満点勝負・ワンミスアウトの年もあります。
選択する場合は慎重に検討しましょう。
ポイント
個人的には努力すれば本試験で実力が反映されやすい国税4法がオススメ!
筆者の今後の学習プラン

2023年は法人税法を受験します。
それとずっと考えていた受験専念のために7年勤めた事務所を退職します。
これから確定申告シーズン、会計事務所は繁忙期に突入します。
退職日はまだ決まってないです、これから退職したい旨を伝えて日程調整していきます。
法人税法の進捗と退職後に確保できる勉強時間によってはミニ税法を追加するかもしれません。
2023年に余裕がなくて法人税法1科目のみ受験の場合には2024年相続税法を受験する予定です。
詳細については別記事で、不安もありますが自分の直感を信じて行動します。
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